雨コート 道行衿
雨ゴートは既製品を売っています。既製品のサイズは S、M、L、LL と身丈のサイズは大まかです。着物をほんとうに雨から守りたかったら できるだけサイズにあった雨ゴートを着るにこしたことはありません。
個人的には道行衿が一番無難だと思います。道中着衿ですと胸明きが大きいようにおもうからです。
着物の裾位置の詳しい説明は初級編12に掲載しています。礼装用の裾位置が一番長いのですが その位置は草履につく位置です。礼装用の位置に着る人は 雨コートの身丈も長くしなければならなくなります。そして 雨用の下駄を用意するか 洋靴でいう所のヒールの高い草履を履かなければ意味がありません。
| 名称 | 寸法 | 名称 | 寸法 | 名称 | 寸法 |
| 雨コート丈 | 着丈+5分~7分 | 袖丈 | 長着の袖丈-3分 | 袖付 | 長着+5分 |
| 女性着丈=長襦袢の肩からの身丈+5分~1寸。長襦袢の丈が丁度良い時の測り方。 | |||||

雨ゴートの前裾は前下がりではなく、前上がりに仕立てま
す。前下がりでは地面について汚れてしまいます。
少し斜めに上がっているほうが歩きやすいのです。着たとき
にはあまりわかりません。雨が降りそうな時は長着を少し短
めに着たり、腰紐で長着と長襦袢の裾を上げてきたりしてお
きます。雨ゴートを脱ぐ前に腰紐を取るのを忘れないように
します。自分がどれだけきをつけていても周りの人は気をつ
かいません。他人の傘のしずくがとんできます。たくさん着
物をもっているなら、雨の日の着物を決めるという手もあり
ます。牛革の草履は雨に弱いです。雨の日ようのカバーを用意した方がいいです。雨ゴートの寸法
が長着とあっていないと長着が汚れる原因になりますので、裄の広い方は雨ゴートの生地巾を考え
て長着の裄を考える必要があります。


