必ず生地を触ってみる

着物は長く着る物です。

安価な着物の生地は裏が真っ白です。 つまりそれは しっかり染まっていない 言い換えれば 染料を節約しているから 安い金額で売れるということです。

裏が染まっていても 他よりお安いとなれば どんなことがおきるかというと

10年20年たつと色が変わります。 変わらない色もあるかもしれませんが 例えば 紫色 気が付いたら 紺色 に変化したりします。

次に 安価な着物は 毛玉ができます。 何回か着ただけで よく擦れる部分に わかりやすいのは 下前身頃の膝から下でしょうか? 上前の身頃の裏側と下前身頃の表側が接触して 擦れるから 安価な紬に起きやすいです。

縫わなければわかりませんが 安価な生地は ザクっと織ってあるだけなので、縫っている最中から裁ち目の所で糸がほつれていきます。

織の良し悪しで 縫いやすい、縫いにくいとなります。経糸と緯糸の交わりが垂直になっているものほど 綺麗に縫えます。そして 耳がぼこぼこになっている反物はとても縫いにくく 仕上がりもよくありません。

特に 耳がぼこぼこになっていないかを見てほしいのは 大島紬とか結城紬といった紬の生地です。

今のような点を見るだけでなく その上に 更に注意してほしい事があります。

それは 次の機会に・・・・。