着物を納める

長ーい事 着ないで置いておいた着物でも 状態が悪くなる場合があります。

なぜなのかはわかりませんが 生地が悪くなる。色が変化する。加減が悪くなる。ということです。生地が悪くなったのをよくしたり 色が変化するのを元に戻したりすることは 難しいですが 加減が悪くなったのは仕立てなおしすることで よくすることができます。

困るのは 加減が悪くなったことを 最初から仕立てが悪かったからではないかとクレームをつけられることです。 着物が仕立てあがったら 全体を広げて 見るというのがいいと思います。

綺麗にたたんであるとか 紙がはいっているとかがありますが その場でちゃんとみることが必要だと思います。

 

お袖の割継ぎ

裄の広い人の仕立て方として 袖や身頃の必要になる部分だげ布を継ぐという方法があります。

男物の場合はよくするのですが 継ぐというのが嫌いなお客様もいます。どうしても継ぎたくない場合は しかたありませんが 継いでも わかりにくい柄もありますし それほど 継ぐのを否定しなくてもいいのにと思います。

和裁初級6 袖の割つぎ

 

道中着の飾り紐

和裁の教科書には 道中着の飾り紐の作り方が掲載しているものがあります。梅結び とか 菊結び とか 組みひもで作る方法です。私が和裁の学校に通った時は それを実際に作る授業はなく 呉服屋さんが用意したものを縫い付けるか 色の希望だけ聞いて 作った物を取り寄せて 縫い付けました。

今 その飾り紐は 料金が別に必要になるからだと思いますが 道中着の表生地で作るように、呉服屋さんからいわれるようになりました。そうしたことが普通になって ある時 呉服屋さんが昔ながらの 組みひもの飾り紐を業者に頼もうとしたら 店が閉店していました。だから 表生地で作ってくださいといわれました。日本中に その店しかないわけでもなかろうに でも 新たなお店を探さず 表生地でいいとなったわけです。 ますます 道中着の紐は表生地で作るというのが当たり前になるうだろうと思います。