付け下げ 付け下げ訪問着 訪問着

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更新日 2012-02-27  作成日2009-11-19

付け下げ 付け下げ訪問着 訪問着の違い

反物と仮絵羽の図

仕立てる前は付け下げと付け下げ訪問着は反物、訪問着は仮絵羽になって売っています。

付け下げ

付け下げは 袖、身頃、衿、衽のパーツに分かれていないのですが、裁つ位置が示されています。その印を「すみうち」といいます。

付け下げの柄の配置

柄の特徴は 続き柄になっていないということです。
着た時のことを考慮してポイントに柄を描いています。 続きの柄になっていないので、柄が欠けないように縫います。寸法は標準寸法で柄を描いていますので、逆にいうと標準寸法で縫えば 柄の見え方がよいということです。身巾が狭い人は柄が欠けてしまうことがあります。身巾の狭い人は注意要です。図で示したところに必ず柄があるというわけではありません。着た時に見えない下前身頃や下前衽には柄がほとんど柄はないです。

付け下げ訪問着

反物で売られているが、続き柄になった部分がある着物を付け下げ訪問着と呼んでいます。続き柄があると仕立てる時には手間がかかります。続き柄というのは反物がつながっていても描くことができます。

付け下げ訪問着の一例

付け下げ訪問着という名前は業界で取り決めがあったわけではありませんが、現在では

訪問着

訪問着は仮絵羽になって売られています。製造のはじめに生地を袖や身頃や衿衽に分けます。それを端縫いして反物の状態にしてから染色します。訪問着だけでなく 留袖、振袖などは仮絵羽にする為に生地を裁てから染色します。
単衣用に作っていなければ、訪問着には八掛けがついています。着物は裏地と表地と同じ生地の方が格が上になります。訪問着は必ずしも表生地と八掛けが同じ生地ということではないのですが、八掛けもいっしょに製造します。付け下げや付け下げ訪問着はそれをしません。八掛けを好みで選ぶことができます。八掛けは別料金です。 このようなことから 付け下げよりも訪問着の方が格が上になります。

訪問着の一例

付け下げや付け下げ訪問着に比べると柄が全体的に豪華になる場合が多いです。比較的八掛けの色は表生地と同系色になる事が多いです。上前の八掛けに柄が描いてあったりします。


訪問着が出来上がったら 仮絵羽に仕立てるという業者さんに送られます。実際に行っているのは一枚いくらの内職の方々です。そのお仕事の様子を拝見したことはありませんが、すごい早業で仕上げていくそうです。この時に生地の表裏を間違えると後々それがひびいてくるのですから、重要なお仕事です。この仕事も数が激減していると思います。高齢の方々で支えられていると思います。
着物の雑誌には仮絵羽の状態でモデルさんに着てもらっているのかな?と思うようなのもあります。仮絵羽の証拠は右袖の下の方をみると角になっています。ちゃんと仕立てられているのならば袖に丸みがあるはずですので それで区別ができます。

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