着物の構造2 生地の地の目 ふくろ

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更新日 2012-03-03  作成日2009-11-19

着物の構造2 生地の地の目

和服は洋服と異なり直線に縫います。ドレープを作りません。着物を美しく仕立てるには生地の地の目が重要です。袖山と肩山を例にとって説明します。裾については上級編9 和服の構造4を参照下さい。

生地の地の目がまっすぐな方が綺麗に見える

上の説明のように 横方向の地の目がゆがんでない方が綺麗に見えます。肉眼で地の目まで見えるわけではありません。

生地がよじれないように縫う

袖は袖山の部分で折り返します。上横方向の地の目をゆがまない異様にすると 今度は縦方向がゆがみます。もちろん縦方向がゆがんでも綺麗に見えないのです。

袖を縫うときはできるだけ無理が行かない程度に地の目をまっすぐにする

できるだけ縦糸と緯糸が直角に交わっている生地の方が綺麗に仕立てられるのです。どちらのゆがみも大きくならないように、縦方向も横方向も無理のないような形にして袖山をきめます。

地のめを整える

仕立て屋が縫う前に最初にすることが 地のしです

  • 基礎編4 着物の外見構造の中で「きせ」について説明しました。実際に縫っている部分より少し外側が出来上がりの折り線になります。折れ線をきれいにすることを「きめる」というのですが、洋服のスラックスやプリーツスカートのラインをきれいにするのと同じです。
  • きれいな折り目をつけるのには水分 温度 圧力が必要です。クリーニング店のプレスと同じです。
  • 着物は折り目のところだけにプレスをかけるので、プレスのかかった部分の縦糸横糸がつまります
  • 生地によって 地のしをしてもほとんど変わらない物や 巾で1分~2分ぐらいまで縮んでしまう物があります。 経糸と緯糸の間隔が狭くなるからです。
  • 地のし厳禁のものもあります。生地の風合いなどが損なわれてしまう時があり注意が必要です。

木鋤の縦糸緯糸の交差

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