着物の構造3 後巾と前巾のつり合い

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更新日 2012-03-13  作成日2009-11-19

着物の構造3 後巾と前巾のバランス

後巾と前巾のつり合い

「中級編6 着物の構造2」で生地の地の目について説明しました。 身頃でも同じ事がいえます。後巾と前巾のバランスが悪いと 生地がよじれてしまいます。 又 たたんだ時にしわがでます。 全体の身巾が同じでも後巾と前巾が異なると脇の位置が変わります。 脇の位置はうしろに行き過ぎるとかっこうが悪くなります 前巾ばかりを広げるのは注意が必要です。

身頃の地の目
身頃の地のめ 理想的な身頃の地の目
よくない身頃の縫込み

背縫い巾3分 + 後巾 = 後身頃の脇の縫い位置
衽の縫いこみ + 前巾 = 前身頃の脇の縫い位置
後身頃の脇の縫い位置と前身頃の脇の縫い位置の差が5分までにするのが理想です。

衽の位置と衿肩明の関係

後身頃は背縫い+後巾+きせ分で残りが脇の縫込みになります。前身頃は衽の縫込み+前巾+きせ分で残りが脇の縫いこみ分です。衽の付く位置にも理想的な寸法があります。衿の付いている位置より外側に衽は付きません。身巾の大きな人にかぎり前巾によっては理想の位置を無視することもあります

衽の位置と衿肩明きの関係

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身巾を決める時
人の体はいろいろです。全体の腰回りが同じでも お腹の方がでている人やおしりがでている人がいます。 個人的意見ではありますが お腹が出ている人は前巾を広くすることになりますが 寸法どおりにすると かえってお腹のでていることを強調してしまうかもしれません。全体のつり合いを考えて寸法を決めることが重要です。

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