上級編3 おしゃれ術

着物 帯 帯揚げ 帯締め どんなふううに組み合わせるかを楽しく考察する 。
私が考えた事ですので、他人さんがどのように思いはるかはわかりません。このページで掲載していることは誰かに教わったり、着物の本や雑誌にを参考にしたわけではありません。こういうことは自分で考える方が楽しいです。もし同じ事を言っている人がいたら 私の考えた事は そんなに間違いじゃないということです。着物を着る時にどんなふううに組み合わせたらいいのか わからないという方は多いです。そのような方は参考にしてください。
着物と帯が同じでも 帯揚げ 帯締め 半衿 これを交換するだけで おしゃれを楽しむことができます。
着物一枚に帯三本といいますが、着物二枚にする時にすでにある帯三本を有効利用するか、新たに手に入れた着物に他の帯をそろえるのか
私ならば 着物二枚に帯三本でやりたいです。

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着物は薄い紫の地色に何やら面妖な異星人が描かれています。わらし様にモデルになっていただき4つのパターンを考えました。まず 八掛けと帯は同じ色で異星人の色の黄土色にしました。 このようにすることで全体の色を統一します。1ばんは帯揚げと帯締めを 着物の薄紫よりも濃い紫にしてみました。2ばんは異星人の大きな目には白い部分がめだっております。その白色をとって、帯締めと帯揚げに採用しました。3ばんは着物の薄い紫と同じにした場合。4ばんは帯の色より濃い色の帯揚げと帯締めを使ってみました。かなり個性的な着物の柄なので遊びついでに半衿も黄土色にあわせました、もちろん4ばんのようにごく普通に白色の半衿にもできます。
あくまでも私見ですが、着物、帯、帯揚げ、帯締め、半衿 の色が全く共通点のない、ばらばらな色にするよりも、どこかに同系色や同色がある方が落ち着いてみえます。

黒白配色が好きな人

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ほとんど黒の着物に白の帯。よくある着物と帯の組み合わせです。着物と帯がモノトーンになると帯揚げ、帯締めは何を持ってきても大抵大丈夫です。
図の左側のようなとりあわせにするとおしゃれにみえます。着物の柄色と同色の八卦け、帯締め、帯揚げにするというこのような組み合わせです。帯の柄色を青系にするという凝ったことまでするとさらにおしゃれ度が増します。
右側の方は八掛けの色まであわせるようなことはしていません。このモノトーンの着物と帯に赤系の帯揚げと帯締めというのはよくある組み合わせです。これにすると帯揚げと帯締めがよく目立ちます。それと 赤系の着物と帯は派手なので着れないと思っておられる方でも、ポイントに使うのならばいいという方が多いからだと思います。

よくある青系の着物と組み合わせる帯

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若い頃に着物を購入すると右側のような組み合わせが多いです。親が購入するとこのパターンです。なぜかオレンジ色の八掛けをつけて、帯は赤色系になるんです。これが30代 40代となっていくと オレンジ色の八掛けがじゃまになってきます。中年以降に青色系の着物を入手すると左側のような組み合わせになる時があります。平凡にしたくないけど、帯の赤色は派手すぎるという気持ちのある方に多いのではないでしょうか。着物が青色系で帯が黄色系おかしくはありません。比べてみても 左側の方がちょっと地味な感じになります。帯揚げと帯締めの色は白にしていますが、どんな色にするかはご自分で考えてみてください。

全体の色のトーンを調和させる

今 色に関するさまざまな研究が進んでします。ファッションについていうならば 個人個人に似合う色や似合わない色を診断するというような仕事までうまれているのです。その専門家でもなんでもありませんが、ちょっとだけ その分野の講座をうけた者として説明すると色を12のトーンに分類するのです。すなわち ペールトーン、ライトトーン、ブライトトーン、ビビットトーン、ライトグレイシュトーン、ソフトトーン、ストロングトーン、グレイシュトーン、ダルトーン、ディープトーン、ダークグレイシュトーン、ダークトーン

子供のころ絵具で遊んだ人はよくわかります。要するに原色の赤色に白がたくさん含まれれば薄い赤色になります。青色でも白がたくさん含まれれば薄い青色になります。無彩色の入る度合いが同じならば赤色でも青色でも同じトーンとしてくくるのです。

着物の色は濃い色が好きな人とか渋い色が好きな人などいろいろあります。これを上のトーンでいうとディープトーンやグレイシュトーンが好みという言い換えができます。そのような色の好みが実際に似合うかどうかは別にして、 着物、帯、帯揚げ、帯締めなどをあまりかけ離れた色のトーンにしないというのが私のおしゃれ術です

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上の図ですが、四人のわらし様がおられます。着物は黄緑色に灰色をまぜた渋い色にしてみました。帯は白っぽい色にして着物と帯のトーンはそんなにかけ離れた色ではありません。左側のわらし様は色鮮やかな緑色の帯揚げと帯締めです。これは着物に対して鮮やかすぎる。
赤い線の中の右側の三人に注目します。左端のわらし様は帯締めと帯揚げを着物と同色系の緑だけど渋めでちよっと濃い色の緑、真ん中のわらし様は着物と同じトーンの赤色の帯揚げと帯締めです。右端は着物と帯締めが同色という凝った手法です。

帯締めと帯揚げの色は着物や帯にたいして濃い色にする方が一般的です。薄い色にするとめだたなくなるということともありますし、濃い色の方がしまった感じがするからです。必ず帯締めと帯揚げが同じ色合いにしないといけないわけではありません。帯揚げはほとんど見せない着方もあります。目立たせたくなければ着物や帯とけんかしない色にしたらいいと思います。


着物の柄や色はさまざまです。帯も柄や色がさまざまです。こうしたものをどのように組み合わせるか悩むところですが、
着物にたくさんの柄と色がある場合は帯はシンプルにする。
着物がシンプルならば帯に色や柄がたくさんあるのを選ぶ。
着物と帯の両方とも色柄が豊富な場合 組み合わせるを考えるの難しいです。

 

上級編3 八掛けの色の選び方1

普通に選ぶ 無難に選ぶ

八掛けの色に白はない! 白になるのは花嫁衣装や昔の習慣の白喪服だけ です。他は何かの色を選ばなければならないのです。白はないけど黒はあります。八掛けは当然 表生地があるから決められる。裏だけ選んでも意味ないので表地の色が基準です。

  1. 表生地の地色と同じ色にする。つまり色無地と同じです。
  2. 表生地の模様の色に注目。模様の中の一番目立つ色や好きな色にする。

このどちらかにすれば八掛けの色は選べます。すごく簡単でしょう!!

例えば こんなふうになります。同色系の色を選ぶ

呉服屋さんが選ぶ八掛けの色

何も言わなければ 呉服屋さんがかってに選んでくれます。上の色以外に呉服屋さんが選ぶ色があります。普通に選ぶ 無難に選ぶの中に入ります。無難にするにはそれなりに理由があります。帯などのほかの色がわからない、帯などの色がどんな色でも無難にあわせられる色を選んでおくというのが理由です。この場合は

  1. 表地と同色で表地より薄い色にする。
  2. 表地と同系色で表地より薄い色にする。

例えば こんなふうになります。表生地よりも薄い色を選ぶ


着物の世界のお約束 色目 色合わせ

奈良時代に唐の制度を取り入れました。官位によって服の色を決めたりしました。平安時代になると衣を襲ねるということをします。季節によって衣の色を変えたりする。それに名前をつけたりする。こうした色の取り決めが有職故実の中で決められます。これを色目といいます。そういう流れが着物にもあります。色目は他の方がHPなどで紹介していますので掲載しませんが、着物の表地がこの色ならば八掛けはこの色にするというお約束のような色があります。そうしなければならないわけではありませんがこの色合わせにする人はけっこういます。
表地は茶色系で八掛けを緑系 表地が紫系で八掛けが黄色系 というのです。
人によったらミスマッチと思うかもしれませんが、これはちょっと違う色にしたいというので選ぶ人が多いと思うのです。でも茶色に緑は確か『蝉』という色目になると思います。

むかしからある色の組み合わせ


ところで
日本人は「七色の虹」といいます。でも国が違えば虹もかわるで、7色あるといっても否定する国の人もいるんです。世界中から見れば日本人は目がいいと考えられます。着物の微妙な色を見分けることができるんです。工業的にはたくさんの種類の八掛けの色を製造できても、商業的にはどこかで区切りをつける必要があります。限られた色の中で八掛けの色を選ぶか 少し時間をかけて 好みの色に染めてもらうかを選択できるんです。

上級編3 八掛けの色の選び方2

着物を着た時に八掛けは赤色の部分になります。女物の袖口は6寸(約23センチ)あり、男物は7寸でもう少し広いです。袖口の裏側になる袖口布と下半身部分を八掛け生地で作ります。袖口と裾は八掛けを少し表よりも出して仕立てます。これをふきといいます。わざと見えるように仕立てるのです。八掛けの色選びをお店に任せるのではなく、自分でやってみませんか? これも着物の楽しみの一つです。

八掛け生地がめだつ場所

八掛けを目立たせる 個性をだす

前頁の八掛けの色の選び方はどちらかといえば 表地と調和する選び方です。それとは反対にすると 八掛けがめだつ色になります。表地の色に対して反対色を選んだり 表地が薄い色だけど 八掛けは濃い色を選ぶ。このようにするとよく目だちます。
比較的 若い時はこのような派手というか目立つ色の八掛けを選ぶ傾向にあります。選ぶのは母親かそのような色をすすめる呉服屋さんです。女の子なら表生地に関係なく「オレンジ」だったりします。「なんで オレンジ?」と思った経験ありませんか?私はあります。大人になってから交換しました。表地はまだ着れるのに、オレンジ色の八掛けは派手すぎると思ったからです。

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表地が無彩色ならば

色は大きく分けると 無彩色と有彩色があります。黒 灰色 白 というのは無彩色になりますが、無彩色の表地でも基本は同じです。基本的に黒一色か白一色は喪服か花嫁衣装です。表地が無彩色でも 何かの柄があり、そこに何かの色は使われているので その色と同じにするという方法が一つの提案です。