子供編8 紐飾り

紐付けの縫い目

紐付けも男女で違います。縫い目が反対になるのです。大人用の着物に紐付けはほとんどしませんが、もし紐をつけるならば大人でも同じです。女物は縫い目が上側、男物は縫い目が下側です。
紐と衿の重なる部分には紐の中に紙を入れて補強するのですが、『鳥の子』という紙を使うと昔の教科書には掲載されています。ふすまにつかわれるような上等な和紙ですが、現在の産着に鳥の子の和紙が使われているかどうかは不明です。たぶん普通の紙が使われているのでは?

紐飾りの位置

紐飾りいろいろ

紐飾り

パソコンならば実物大

子供編9 子供物の長襦袢

子供物長襦袢の特長

女児長襦袢
長襦袢は肩あげと腰揚げをします。大人は対丈ですが、成長とともに大きくする為です。立衿のない関東式長襦袢にします。袖は長着の丸みにあわせますので長襦袢にも丸みをつけます。長着とほとんと同じで紐をつけます。

女児 長襦袢袖口

大人の袖は裏も表地と同じ生地で袖口を毛抜きあわせにします。この四つ身長襦袢の袖口は表地を裏側に織り込んでいます。大人のような袖無双にはなっていません。このような方法の仕立て方もあるということです。表地の節約だったかもしれません。


 着物に慣れていない子供の為に半襦袢にする時

女児長襦袢 図解

着物になれない子供は腰揚げまである長襦袢は窮屈です。それで半襦袢にする場合があります。袖の中にもう一枚筒袖を作って袖口にゴムをいる仕立て方法があります。袖口が広く開いているので袖から寒い空気がはいります。それを補うためのものです。下半身は袖と同じ生地にしてスカートタイプにします。こうすると長襦袢を着ているのと同じになります。

男児長襦袢 図解

男児が着物を着るのは5歳のお祝いの時がほとんどです。慣れない着物は動きにくいので半襦袢にします。女児よりも身頃を少し長くします。その上に長着を着て、帯を締めて、袴を穿きます。男女共に一つ身は肩揚げをしませんが四つ身からは肩揚げをします。半衿をつけるのは大人と同じです。子供用の小さい大きさのがあります。