振袖編1 振袖 購入前に

失敗しない振袖選び 振袖だけで終わりたくない人へ

  1. 肌着(肌襦袢 裾よけ)しっかりしたものを選ぼう。ワンピース型の物を購入してもいいですが真冬に成人式のある人は生地が薄いので寒いです。
  2. 振袖を着る当日はよせてあげての胸の形をよくするブラジャーではなく和装用のブラジャーかスポーツ用の胸をおさえるタイプのものを着ましょう。
  3. 着る為の小道具 腰紐 伊達締め 前板 などは良い物を買っておけば一生使えます。けちらないようにしましょう。初級編2に和装小物の紹介をしています。
  4. 草履はお店で履いて必ず鼻緒を調節してもらいましょう。本番で鼻緒づれがおきないように慣らすこともおすすめします。外で話せることではありませんが新しい草履ならば家の中で履いて慣らすという方法もあります。
  5. いろいろな呉服屋さんで振袖をみましょう。新柄振袖は最近とても早く2月にはでます。
  6. 振袖と帯では帯を重視してみましょう。セット物になると限られてしまいます。振袖にしか使えないような帯を買うよりも留袖や訪問着にも使えるような帯を考えてください。振袖の寿命は短いですが、帯はそうではありません。良い帯は締めやすくしわに対する回復力があります。
  7. 身長にあった袖丈に仕立てましょう。身長から袖丈を割り出します。良いと思った振袖があったら袖の柄と袖丈を見てください。 多くの袖丈は3尺が基準で柄を描いています。3尺より短い人は袖の柄がどんなふうになるかを見ます。「身長の高い人用の振袖です」などとは表記していませんが 身長の低い人が高い人用の振袖を選んでしまうと袖の柄がきれてしまいます。中級編5和服の種類と寸法の関係2を参照ください。袖丈が長いだけで同じ事がいえます。
  8. 時期がきたら袖丈を短くできるという振袖の購入を考える方色無地の振袖は関係ありませんが説明不足で誤解もあるように思います。たいていは袖の柄をなくして色留袖のようにします。袖の柄を残して仕立てられると思っている人もいますが 袖の柄が大きい為に袖丈にもよりますが中途半端に柄がでる時もあります。長い袖の時は大きな柄がバランス良く見栄えがいいのですが短い袖にすると柄が大きすぎてバランスが悪くなる時があります。それで袖の柄はなくして無地にします。

振袖編6にインナーについて詳しく説明しています。寒いのが苦手な人は特にご覧ください。
◆ 振袖編6 ◆


身長から割り出す袖丈 参考表

身長(メートル法) 袖丈(尺貫法) 袖丈(メートル法)
148cm 2尺7寸 約1m2cm
150cm 2尺7寸5分 約1m4cm
153cm 2尺8寸 約1m6cm
155cm 2尺8寸5分 約1m8cm
158cm 2尺9寸 約1m9cm
160cm 2尺9寸5分 約1m11cm
163cm 3尺 約1m13cm
165cm 3尺5分 約1m15cm
168cm 3尺1寸 約1m17cm
170cm 3尺1寸5分 約1m19cm
173cm 3尺2寸 約1m21cm

袖以外の寸法のことは以下の所に掲載しています。参考にしてください。
◆ 和裁基礎2 割り出し方と標準寸法 ◆
◆ 和裁基礎4 採寸方法 ◆
◆ 初級編3 着物の裾位置 身巾 など◆

メートル法と鯨尺で表記しています。鯨尺は主に和裁で使われる尺貫法です。1寸は約3.8センチ 大工さんの使用する1寸 約3.3センチとは異なります。

振袖編1 後に袖を短くできる振袖

袖を短くできる振袖

どんな振袖でも袖を短くすることができます。全体に柄がある振袖の方が もったいない気はしますが、袖丈を短くしても違和感はありません。実は柄があまりない振袖の方が 袖丈を短くするのが難しいことがあります。

振袖 後ろからの図
↑ 上のような振袖があったとします。

袖を単純に袖山から短くした場合

↑ 袖を短くする時は今のまま必要な袖丈にします。お袖を短くすると柄がなくなる振袖なのです。上の柄だと袖の一番良い柄が全くなくなってしまいます。裾の色がお袖にないので 色のバランスが悪くなります。
 袖付の柄に注意する
↑ 「木の柄を残す」と左のようになります。この場合 袖と身頃の色があわなくなります。紹介の図は後側だけを例にとっていますが、実際は前側の方の色や柄もあり 前側の袖付の柄もあわなくなる可能性が高くなります。