初級編1 着物の達人への道

着物を賢く興じるには

着物の達人は自分でできる事は他人に任せません。

  1. 先を考えて着物を選ぼう
    • 物には必ず適正な価格という物があります。 安すぎる物には理由があります。「安物買いの銭失いに」ならないようにみるめを養いましょう。サイト全体がヒントですが、最近、仕立て方が変化してきました。着物の常識が常識でなくなる危険がでてきたのです。常識とはどんな事なのか下に掲載しています。
  2. 自分で着物を着れるようになろう
    • 着物をきるごとに着付けを頼んでいたのではもったいないです。どんなに上手に着せてもらっても自分で着るのとは異なります。最初からうまく着れる人はいません。繰り返し着ることでそのうち着れるようになります。
  3. 自分の寸法を知ろう
    • 購入してから寸法が足りないという事がないように,また初めての呉服屋さんに仕立てを依頼する時 自分の寸法を知っていれば採寸の手間も呉服屋さんに着物を預ける事も必要ありません。
    • 古着を買うときにも役に立ちます。
  4. 半衿を自分で付け替えよう
    • 半衿は汚れたら取り外して付け替えます。羽二重ならば手洗いができます。ちりめんはドライクリーニングをしないと縮んでしまします。 和服専門の悉皆屋さんにだしましょう。
  5. 脱いだ時に形を整えよう。
    • 長襦袢,長着,帯は脱いだ直後 体温が着物にあるうちに手で伸ばしておきます。帯揚げや帯締めも同様です。 脱いだ直後のちょっとした手入れがポイントになります。次の日に しみが付いていないかを点検します。長く着ている着物や古い着物は背縫いが割れてきていないか 裾は擦り切れていないかなどを生地の具合も点検します。
  6. 草履や下駄は鼻緒の調節をしてもらおう
    • 普段靴しか履かない人が下駄や草履を履くと鼻緒ずれがおきます。慣らしておく事もいいですが、鼻緒調節してくれるお店で調節してもらったほうがより良いです。
  7. 悉皆屋さんと知り合いになろう
    • 着ればよごれるあたりまえ 悉皆屋さんは汚れを落したりする着物の専門家です。近くにお店がないならば親切な呉服屋さんとお取引しましょう。
  8. 仕立て屋さんと知り合いになろう
    • ちょっとしたなおしなら呉服屋さんをとおすよりお安くできるはずです。家か職場に近い所に仕立て屋さんがいれば便利です。仕立て屋さんは直接お客様にあって縫うわけではないので呉服屋さんからの寸法表以外の情報はありません。ほんとうは着る方を直接見る方がより良い仕立てになるはずです。

着物の常識とは

柿の花着物はほどけば、反物の形にもどす事ができる。これが着物の大きな特長です。耳や縫込みは切らずに残す。これで体形の変化に応じて縫い直しが可能です。又それなりに条件はありますが、種類の異なる着物に仕立て替えができます。着物を帯に仕立て直す事もできます。
これは物を大切にする日本人の知恵であり心でした。現在長く続く不況と着物離れの為に、素材の悪い着物を製造したり、長く着れるように仕立てないお店があります。学校で浴衣一枚縫う授業があるといいのですが、最近の家庭科は食や介護に重点があるように思います。できることならば たくさん着物を買う前に知ってほしいと思います。