着付け なで肩に見せる補正

なで肩に見せるのはタオルを使う方法が一般的です。首に近くなるほど重ねた方が斜めになります。やりすぎるとへん、つまり 作りすぎると不自然になります。

タオルを使ってなで肩にみえるように補正する

姿勢について

肩にタオルをかけることは他の理由もあります。今の日本人は 姿勢の悪い人が多いのです。昔は小学校のころに親が「背筋を伸ばして歩け!」 とか「いがんでる!」とか注意されたものでした。現在は おなかを出して歩く人が多いのです。腰ではくデザインのジーンズなどが流行してからはおなかをひっこめて、しっかり歩ける人が少なくなりました。残念なことです。 猫背の人も多い。着物を美しく着たかったら、あごと肩をひくことです。とはいえ 世の中 生まれつき猫背の人もいます。 首が前についている人もいます。着物を着る時はできるだけ ふんぞりかえった方がいいのです。 胸にタオルをかけると肩にしわがよらなくなります。

猫背の人

タオルの必要はなくとも、鎖骨がでている人や鎖骨のくぼみが大きい人、肩が内側にきてる人はパットをいれると補正ができます。洋服の肩パットを小さくしたようなものです。

肩にタオルをいれる時の注意点

背が高く、肩巾の広い女性を着付ける時は なで肩にしたい為に分厚いタオルをいれる人がいます。少し斜め上から見たら タオルが見える場合があります。ある程度はしかたないかなとは思うのですが、写真にとると見栄えのいいものではありません。「何に?この白いの?」てな感じです。見えてもいい下着がみえているわけではないのです。へたすれば 何とか商店街の文字が見えるかも・・・。

タオルをたくさん入れて衿元からみえる時があるので注意

 

着付け 帯の締める位置

「自分で着物を着よう!」の投稿ページで「みぞおち」や「肋骨」と帯枕の紐の関係をいいました。帯結びは若い人は高めに結びます。振袖は成人式で着る人が多いですが、振袖の帯結びは高いのです。昔の人は慣れているからかもしれませんが中年女性でも帯は高い位置に結んでいました。現在は着物が着慣れないことや身長が高くなったこともあり、低くめの帯結びになっています。右側の人は振袖よりは低い帯位置ですが、背の高いモデルさんのような人はもっと低い位置に締めている場合もあります。

振袖とその他の帯では帯の締める 位置が違う

 

裾はまっすぐに着付けるのではなく裾すぼまりにします。 上前衽つまり右脇が少し上にあがるようにして着ます。その方が歩きやすいからです。正装などの足袋が隠れるように着る場合にしたほうがいいことです。

全身の図は画面の都合上、六頭身になっています。七頭身ぐらいが平均だと思うのですが、


長着の紐

  • 裾を決めてから最初に結ぶ腰紐の位置が一番肝心。
  • おへその位置で結ぶ図が多いです。 腰骨で紐を結ぶ締め過ぎるという事がありません。
  • 腰骨で紐を結ぶ時は下着には注意が必要です。大きな下着はやめましょう。
  • 帯の位置は少し上の方が足が長く見えます。
  • 着物の身丈は裾の位置、腰で結び、帯を締めた時の全体のバランスがよく、おはしょりの巾が丁度になれば、その身丈がベスト身丈になるのと同時に 最低必要な身丈になります。 (おしょりは調節しない)
  • この寸法を覚えておくと役に立ちます。

女物の着物を着る時 第一紐は骨盤からおへその間

人の体格はさまざまです。時には 足が短い人または胴が長い人がいます。そうした人は迷わず 腰骨よりも高い位置で紐を結んでください。丸い印はおへそのつもりですが、おへその位置が共通しているのかは不明ですが、骨盤よりは上にあると思います。太鼓腹になるとさがるかもしれません。

着付け おはしおり

  • 巾が広すぎるとぶさいくに見えます。
  • 巾を整える方法に二つあります。どちらの方法も知っておくと便利です。
  • 両方しないといけない時は身丈が長すぎます。

お端折りの巾
おはしょりは帯と同じようにまっすぐにしなければならないものではありません。昔はちょっと斜めにしたりすることが流行したこともあります。漫画だとへんな感じもしますけど、実際はそうでもありません。

おはしょりが長い時の対処方法

お端折りが長い時の対処方法

おへそよりも上で結ばないといけない時は身丈が長すぎます。おへそより上になると苦しくなるので 下の方法でおはしょりの調節をした方がいいと思います。

お端折りを短くする方法