上級編5 浴衣

浴衣と着物の違い

  1. 普通 浴衣は長襦袢を着ない。
  2. 帯巾が狭い あるいは 化繊の帯を締める

帯揚げや帯締めがないのは帯の結び方が違うので必要がないからです。でも 化繊の帯はどんな帯でも緩んできます。ただ 締めすぎると暑いし しんどいので 締めたくない気持ちはわかります。帯が緩まると衿元が着崩れやすいのです。浴衣は長着の仲間ですが、元々 外出する着物ではありません。長襦袢を着ないのはわかっているのですが、長襦袢を着た時の寸法で作っています。
長襦袢を着た時と着ない時の図を見てください。衿があいてしまいます。このような寸法設定になっている浴衣を 衿元があかないように着るのです。お風呂上りに着るなら 衿が少々開いているほうがいいでしょう?最近はレースの半衿をつけてみたり いろいろな小物がありますが ごく普通に着ると衿元があきやすい構造なんです。衽下がりという寸法を短くして 仕立てている業者さんがあれば、衿元は開きにくくなります。

浴衣と着物を比べた絵

長襦袢を着た着物と長襦袢を着ない浴衣

浴衣(半襟なし) 浴衣 (半襟あり)

長襦袢を着ないので衿がああいてしまう

衽下がりがどこか知りたい方は和裁のコーナーをご覧ください。

浴衣の衿

浴衣の衿がふにゃふにゃになっている人がたくさんいます。そこで ちょっと一工夫。
長襦袢に使う衿芯があります。半襟と地衿の中に衿芯を通して使いますが、浴衣の掛け衿に衿芯をいれると衿がきれいになります。
方法 浴衣の衿の掛け衿の裏側の糸をきって 衿芯が入れれるだけの穴を開けます。表側まで糸を抜かないように、糸がほどけないように玉止めをしておくのも忘れないようにします。