着物着る順序と寸法の基準になる着物

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更新日 2010-03-19 作成日2008-2-3

着物の着る順序と寸法の基準になる着物

基準になる着物を長着といいます。

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1 下着を着る

着物の下着上下が.分かれている形式とワンピース型があります。上衣が肌襦袢。下衣は裾よけといいます。男性は股引やパッチを着る人もいますが、女性は股引とは言わずズボン型の裾よけなどといいます。女心というものです。

2 補正をする

着物の補正女性の場合は体の凹凸をなくすようにいたします。主にウエスト補と胸部分の補正です。お尻の部分も補正します。補正着は売っていますが多くの人はタオルで代用できます。男性は細い人でお腹周りにタオルを巻いたりする時もあります。

3 長襦袢を着る

長襦袢を着る長襦袢には半衿を付けます。半衿は重要なものです。肌に近いので首周りや胸元は汚れます。汚れたら半衿だけを取って洗います。半衿なしで着物を着るということはありません。昔は白色の半衿は汚れがめだつので普段はつけませんでした。白の半衿は特別な時だけでした。

4 長着(着物)を着る

長着(着物)を着た所長着は着物の基本です。男女で大きく着方が違います。女性は身丈が身長と同じで 裾の位置を決めて腰紐で締めてから上半身の方を整え「おはしょり」を作ります。男性は身丈と着丈が同寸でおはしょりはありません。この着物の寸法が基準になります。

5 帯を締める

帯を締めた所女性は帯をしめた姿で外出できます。男性はこの姿を着流しといいます。帯は女性と男性で大きく変わります。女性の方が多種多様です。元々、男性は袴を穿くので、帯が変化する必要がなかったのです。

6 被布や羽織を着る

女性が被布や羽織を着たところ長着の上には被布や羽織を着ます。この着物は室内でも野外でも着れる着物です。被布はほとんど着ませんが羽織は紋を付けて略礼装ともなります。詳しくは外着編をご覧ください。

外着編地図 >>

6 男性の外出着 正装

男性の正装男性が外出する時には羽織や袴を着るという習慣があります。はじめて着物を買われる男性には呉服屋さんが長襦袢,長着,羽織の3点をすすめるのはこの習慣があるからです。ちょっとそこまでたばこを買いに行くぐらいなら羽織なしでも外出しますが、お出かけする時は夏の暑い時でも絽の羽織を着るわけです。これがおしゃれということです。

7 防寒着

着物の外出着 防寒着明治ぐらいには男性でも着物を着ている人は多くいましたので着物用のコートもめずらしくはないですが今はほとんど見かけません。女性も羽織かコートのどちらかを着るのがほとんどになりましたが昔は冬に寒ければ羽織の上にコートを着ていました。

その他の着物

半襦袢

半襦袢半襦袢は上半身だけの着物です。袖が長襦袢の袖になっていて 身頃は肌襦袢のように木綿で作ります。衿は半衿が付けられるようになっています。下半身は裾よけをつけます。最近は袖を簡単につけはずせるタイプもあります。夏場に肌襦袢と長襦袢を着なくていいように考え出されたものです。

浴衣

男女の浴衣浴衣は浴衣帷子(ゆかたびら)の略です。もともと 帷子は麻の単衣着物をさしましたが、麻でなくても単衣の着物の事を帷子と呼ぶようになりました。昔は入浴時に麻の着物をきました。それが入浴後に着る着物に変化しました。内風呂のない時代には 近所の銭湯に出かける時の着物でした。浴衣はおでかけ着ではありませんでした。自宅にお風呂がある方が多くなったので、浴衣の使命が終わりになりかけましたが、着物を普段から着なくなったために、夏祭りなどに気軽に着る外出着となったのです。ただ 現在の浴衣事情を考えると環境破壊商品のような気がします。人間が浴衣にあわせて購入しています。素材も縫製も悪く、安いだけの商品がならんでいます。スーパーなどの呉服屋さん以外のお店で売っている浴衣セットは貴重な資源やエネルギーを使って製造する価値があるのかと思ってしまいます。質のいい浴衣を探すのも苦労する時代ですから 簡単に購入できるところにお客さまが流れるのもしかたのないことです。

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