着物の外見、構造

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更新日 2010-03-14  作成日2006-2-3

着物の外見

着物の重なり方について

着物は生地の重なり方が決まっています。

  • 衿が一番上になります。
  • 袖は身頃の上になります。
  • 脇は前身頃が後身頃の上になります。
  • 衽は前身頃の上になります。
  • 男女の区別はありません。
  • 背は左が上になります。上前が左側なので、着物も左側の方が上になっているのです。
  • 袷の袖は内袖の方が高くなるように仕立てます。
  • 肩山と袖山に縫い目がありません。
  • 洋服のようにバイアスに裁ちません。丈の方向が生地の縦方向になります。
  • 両面着れる着物は とりあえず表側と裏側を決めます。裏側を着る時は、背が右が上になります。

着物の後から見た外見の構造

きせについて

コートや普段着ではきせがない場合もあります。

  • 実際に縫っている所より少し外側を折って出来上がりの仕立てにします。
  • この折り巾をきせといいます。漢字は「被せ」です。少々曲がって縫ってもきせがあるので、折り目をきれいに仕上げることができます。
  • 着物の縫い方の特長に 表裏関係なく縫い糸を表面にださないということがあります。
  • 洋服は表に小さく縫い目をみせる気遣いはありますが、裏側はほとんど気を使いません。
  • 布の間を通って縫っていくのです。この方法は機械では難しいことです。
  • ウールなどの厚みのある生地は縫いこみがごろつくので、きせをかけないで縫い目で割る仕上げ方をします。
  • コート類は異国の衣装を取り入れて作られましたのできせのない仕立て方をするといわれています。コートの衿は割る方が綺麗に仕立てられますので 他の部分も統一したのかもしれません。

おおまかな着物の名称

上の図と下の図でおおまかな名称がわかります。

女物長着前からの大まかな名称

  • 仕立て屋も人間なのでたまに間違う時があります。左右の袖を付け間違えたりします。袖底の縫込みが後側にある時、これはおおきな間違いです。
  • わからず着ている人もいるでしょうが 紋付の時はご注意ください。袖の紋は後ろ側にあるのが正しいです。

ミシンで簡単に縫うために以上のような重なり方を逆にしたような長襦袢を見たことがあります。長襦袢を単独では着る人はいないと思いますが、やりすぎだと思います。今も売っているかどうかはわかりませんが脇のきせが逆になっています。

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