基礎編3 種類別の名称

ハゴロモギク属

着物の種類別の名称

肌着 裾よけ 下半身用の下着。長襦袢の汚れを防止する目的もある
湯もじ 現在は使う人は少ない。
襦袢 肌襦袢 上半身につける肌着。
半襦袢 身頃が肌襦袢 袖が長襦袢の袖。主に夏場に着用
長襦袢 一般的によく使う。肌着の上に着る着物
長着
着物
礼装以外 長着
着物
着物とよぶ方が一般的。着る物全部を着物とも表現するのでこのサイトでは長着と表記
礼装 二枚
襲ね
上着 襲ねになると一番上の長着を上着と呼びます
下着 正式なのは白地
三枚
襲ね
上着 明治ごろまでは着用したようですが今はほとんど着ない。(厚いし 暑いし お金もかかる)舞台衣裳では使うかも。
中着
下着
上着

比翼
本比翼 仕立てが難しい。簡単に比翼を取り外せない
付け比翼 現在一番一般的な礼装の形式
外着 羽織 本羽織 男性は礼装。女性は略式礼装
中羽織 紋付以外の羽織
茶羽織 普段着の羽織
被布 最初は男性が着た。現在は3歳女児の祝い着が主
道中着 女物 旅の時に着た。江戸時代はしごき帯で裾をあげて着る
男物 合羽の事。一般の人はほとんど用いない
コート 道行コート 別名角衿コート 江戸時代の鷹匠が最初に着た
都衿コート 別名丸衿コート 道行の衿が丸くなったもの
道中着衿コート 道中着の衿型のコート
被布衿コート 被布の衿型のコート
千代田衿コート コートは明治以降 洋装から取り入れた物が多い。
笹衿コート
折り衿コート
十徳 茶人が主に着る
半纏
ちゃんちゃんこ など
キルティングで作るのが一般的になる
その他 下半身に着る着物
二部式 新しい着物 雨ゴートもある
綿入れ 綿が入った着物
もんぺ 江戸時代にできた労働着

菊輪着物の種類はとりあえず上記のようになります。ここからさらに細かく分かれます。裏地の付いた着物を「袷」、裏地のない着物「単衣」といいます。詳しくは基礎編7です。長着にはさらに分け方で名称が異なります。基礎編1には分け方と主な名称が掲載しています。上の表には昔お公家さんが着た衣裳、お坊さんの衣裳、祭りの衣裳、その他の舞台衣装のような物は含んでいません。

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