中級編4 ふくろ 

袷の場合 裾で表生地と裏生地が離れていません。従って 表生地と裏生地のつりあいが問題になります。多くの場合は表地の方が裏生地より重いです。裏生地が表生地を支えなければなりません。その為 裏生地の方にゆるみを入れます。裏地が軽ければ軽いほどたくさんのゆるみが必要です。長く吊った状態にしておくと 表地にふくろが入りやすくなります。着た後に 風を通す事は大切ですが 何日も吊るしたままはおすすめしません。写真は長襦袢ですが、裾にふくろがはいっています。何度かの丸洗いでこのようになってしまいました。ここまでくると縫い直した方がいいです。表側がだぶつくことをふくろがはいるといいます。ふくろがはいるイメージ

紗合わせでもこのようなことがおきる可能性があります。つまりは二重になって下側がとじている部分はふくろの危険があるということです。

ふくろがはいった長襦袢

表に豪華な刺繍があったり 金糸などがたくさん使われていたりすると 裏地はそうした表に対応できないといけないわけです。裏だからといって お安いものにすると 気が付いたら 表と裏の加減がとても悪くなってしまったりするのです。