帯揚げとは

女性が帯結びを完成させるために使う補助的な布地の総称。帯枕の紐を隠す目的と、装飾的な目的がある。大人用で大きさは巾8寸(30㎝)、丈4尺6寸以上(160cm) 総絞りの大きさは見た目は小さいですが伸ばして使います。

帯揚げを綺麗に結ぶコツ

帯揚げを結ぶときの注意点

脇から綺麗にたたみます。鏡で脇の下から後側を見て帯枕の紐が見えないようにする。帯枕の紐にねじれてひっかかったりする時もあります。帯枕の紐をしっかり結んだら、帯揚げだけを持って、脇から綺麗に四つ折りにして帯枕の紐が見えないようにします。
帯揚げを帯枕につつむ
帯枕と帯揚げはべつべつにしてもいいですが、あらかじめ帯揚げを帯枕に掛けてゴムでとめておきます。この時 帯枕の裏側で帯揚げの両端を耳が見えないように折り込んでおきます。少しの気遣いでのちの作業がしやすくなります。
変わり結びの時は帯枕が斜めになる時もあります。そのような時は帯枕の紐が見えやすいので帯揚げを重ねるだけでなく帯枕の紐にひっかけてはずれないようにしまいます。

帯揚げが長い人へ

細い人は帯揚げが長いのであらかじめ縫って短くしておく
洋服サイズで7号以下の人やヒップが90センチ以下の人は帯揚げが長いです。そういう時は中表にして半分に折ります。輪から10センチぐらい帯揚げを縫います。片倒しにして帯枕に掛けます。こうした方が端の始末がしやすく帯揚げがしわになりません。

その他「帯揚げ」の保管

使わない時はゴムをかけたまま帯枕ごとなおさないでください。ゴムと帯揚げの染料が化学反応して変色する事があります。使った後は着物と同じように人肌がのこっている内に手のしします。縦横方向にぱんぱんとはります。多くの帯揚げは一日たてばほとんどしわがなくなります。これが絹のいいところです。もちろん「色やけ」もおきますので日のあたる所に長時間置きっぱなしにはしないでください。絹の場合です。

「帯揚げ」できるかも?

和装小物は集め出すとけっこうな金額になりますが・・・。長襦袢の生地で帯揚げを作る事ができます。小柄な方や長襦袢の生地が長めの反物ならば、うまくすれば帯揚げがとれるかもしれません。半分でつなぐ事もできるので左右で違う色の帯揚げもできます。

「帯揚げ」いろいろ考えるのがめんどくさい!

着物と帯にどんな帯揚げや帯締めにするのかいろいろ考えるのがめんどくさいという人へのアドバイスです。白色の帯揚げを一枚購入するといいです。礼装用ではなくて、白地に何かの模様がある帯揚げです。帯揚げは帯の中にいれてほとんど見えなくしていいのです。あう帯揚げがなくて困った時には重宝します。白地の帯揚げは安価なのはいかにも安っぽく生地も薄いです。長く使いたいならばあまりけちらない事です。


帯揚げの結び方の種類

帯揚げの結び方はこれが正式ですというのはないと思います。振袖の時に掛ける方法があります。その時は右前にして掛けます。つまり着物の前あわせと同じです。帯締めと同じように結び目は左にし、掛けたり、重ねたりする時には 着物にあわせるといいです。

 

一番 よくある方法
↑ 結ぶ方法 一番よくする結び方です。こちらは方法を掲載します。
ねじる方法↑ 結ばないで一回だけねじる方法。中心を帯の中に入れています。
一回だけねじる方法 ↑ 半分より少し長く折って帯に入れ込んでしまう方法 着物と同じように右前にしています。結び方は帯揚げの結び方に掲載しています。
衿にはさみこむ方法 ↑ 振袖の時によく使う方法。衿に掛ける方法。総絞りの帯揚げの方が上手くできると思います。
蝶々結びをまえでする↑ 蝶々結びにする方法は総絞りでなくても結べます。小物を使ってアレンジできます。