裂織の帯

その昔 生地が傷むともう一度生地を裂いて 織りなおしたといいます。丈夫な生地ができるので労働着といしては良い服地ができます。農閑期には機織がさかんに行われました。今はすぐに捨ててしまいますが、ほんとうに物を大切にしたのです。着なくなった着物を帯生地に織りなおしてくれるお店を紹介します。

帯になる前の生地

裂織にする生地

残念ながら生地巾も狭く。汚れのひどい生地を何にリフォームすればいいのか・・・。普通ならば廃品回収にいくかゴミ箱いきです。 和裁をするようになった私に 「あの生地 なんとかならないの?」と言うのです。結局 母のねばり勝ちの帯です。ところで母は藤紫の地色と申します。私も昔は藤紫だったと知っているのですが、月日が過ぎ 灰色に変身したのです。タンスに大切にしまっておいたら 何の変化もおきないということではありません。

帯になるとこんなふうになりました。

織ってもらって 帯に仕立てた
一度締めたのでちょっとしわがありますが単衣の帯になりました。着物一枚分では帯になりません。間に別の糸をはさんで織っています。薄いベージュにしていただきました。

締めたらこんな感じ

 

retuori1

長く織ってくださったので残り布でかばんを作りました。

bag1

生地を持ち込んでかばんにしてくださるお店に依頼いたしました。

h1no36

下駄は塗りの下駄で桐製です。花緒は生地巾が少なかったので額になりました。花緒の名前はいろいろあります。綿入りで花緒下が本天です。ハナオ下がハナオ上の両側に見えいて ハナオ上の生地がまるで額にはいっているような感じに仕立てているのでこの名前がついています。
裂織の帯を作ってくれるのは 「髙光織物 >>」というお店です。

裂織にご興味のある方は 高光織物に直接 お問い合わせください。私は紹介だけで提携をしているわけではありません。