外着8 被布衿コート(もどき)(フード付き)

冬に咲く低木

被布衿コート(もどき)(フード付き)

着物は首筋や身八つ口が開いているので冬は寒いです。試しにフードの付いた被布を作ってみました。これは売り物ではありません。何しろ 成功するか,失敗するかはわからないので1万円の表地を購入。 裏地は2万円で長襦袢の生地で フードの毛はスキーウェアーからほどいたリサイクル品です。裏地の方が高いとは・・・。でも長襦袢の生地なのでもう一枚裏地に使えます。

フード付き被布衿コート

被布は飾り紐を付けるのが一般的ですが、布地より飾り紐代の方が高くなってしまいますので共布で飾り紐を作りました。また立衿にスナップは付けないのが本当なのですが道行コートと同じように立衿にスナップを付けました。正式な被布とは少し違いますが誰にも迷惑はかかりません。 実は 被布用の飾り紐を使った被布を縫ったことがないもので 正式な被布の現物をまじかに見たことがないんです。3歳晴れ着の化繊の女児用の被布とは違うと思います。歌舞伎の舞台で着ておられるのは見てますが それでは縫えないです。

被布の歴史

披風とかいて 唐音でヒイホンといいます。もと、 小直衣の上に被って帯を締めないので、風に披くので披風と名付けた

こんなふうに和裁の本に掲載されています。

小直衣の上に着るというのが私にはもうひとつ想像できませんが?昔の人は着てはったんでしょうね?

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