初級編3 着物の身巾

※ 長着の身巾は後姿 と 右脇 を見ることであっているかあっていないかがわかります。

背の位置 後ろ姿

  1. 長着の背縫いと背骨の延長ラインが同じ位置ならば、とりあえず身巾はあっています。(上前衽の褄下が右脇までとどいていることを前提にします。)
    帯から下の背縫いと背のラインが同じ位置
  2. 背骨ラインよりも長着の背が左側によっていたら 身巾は狭いことになります。上前を深くあわせすぎている可能性もあります。
    帯より下の背縫いが本当の背ラインより左側にある
  3. 背骨ラインよりも長着の背が右によっていたら 身巾は広いことになります。上前を浅くあわせているかもしれません。
    帯より下の背縫いが右によっている

右脇を見る

上前の衿下あるいは褄下の位置より後ろ側に右脇線が見えていたら身巾が狭いことになります。右脇線は 上前の衿下と同じ位置になるのが理想です。

右わきをみる右脇に 二つのラインがあると要注意 二つのラインの間が広ければ広いほど身巾はあっていないし不恰好 です。

上前の衿下の位置で下前の脇のラインはみえない

正面から見ていて 右脇線が見える人は 身巾が狭いことにはかわりませんが、もう少し上前の衿下を後ろ側にあわせないといけません。上前衿下が浅いと座った時に 裾がはだけてしまします。

絵でみる身巾の位置

仕事柄 身巾があっているとかあっていないとか そういうことをついつい見てしまいます。着物は多少太ったり痩せたりしても着ることができるというのはうそではありませんが、元々 体に合った着物の仕立てだったのが 太ったり痩せたりした時に 洋服よりも無理がきくというだけのことで、最初から寸法のあっていない着物を着ていいということではないです。