女物着物寸法の割り出し表と標準寸法

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更新日 2010-03-15  作成日2009-11-19

女物着物寸法の割り出し表と標準寸法

女物の計算方法

部分名称 計算方法
身丈(背) 身長
身長×0.4+2cm (計算後 尺貫法に換算)
袖丈 身長×0.3  
褄下 身長×0.5
長襦袢の身丈 身長-30cm(8寸)
羽織丈 身長×0.5
道行コート 羽織丈+2寸
裄=袖巾+肩巾 身巾や抱き巾や生地巾によってかわる
1尺7寸~1尺6寸5分までの人は袖巾を8寸5分 残りが肩巾
1尺7寸1分以上 1尺6寸4分以下は
偶数ならば半分半分
奇数ならば袖巾を1分広くする。
例) 1尺7寸5分=袖巾8寸8分 肩巾8寸7分

女物長着の身丈について

「女物身丈=着丈+おはしょり分」となります。体格や腰紐を結ぶ位置や結び方でおはしょり分は変わります。おはしょり分は6寸(23センチ)~8寸(30センチ)あればいいとされています。

  1. おはしょり分 約23センチから約30センチ
  2. 女物着丈 = 長襦袢身丈 + 約2センチから約4センチ(通常4センチ)
  3. 女物長着身丈 = 女物着丈 + おはしょり分

着物の裾位置については初級編12 着物の裾位置を参考にしてくださるとよくわかります。

初級編12 >>

女物標準寸法  

部分名称 寸法 部分名称 寸法
広衿 3寸 袖口 6寸
バチ衿 中心1寸5分
剣先1寸7分
衿先2寸
合褄巾 3寸5分~3寸8分
繰越 5分~1寸 後巾 8寸
付け込み 3分 又は 5分 前巾 6寸5分
衽巾 4寸 袖丈 1尺3寸~1尺5寸
衽下がり 6寸 丸み 5分
袖付と身八つ口は横に対応しています。
袖付 5寸5分 → 身八つ口 4寸
袖付 6寸 → 身八つ口 3寸5分
袖付 6寸 → (身巾の大きい人) 身八つ口 4寸

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図で見る標準寸法

女物長着標準寸法後からの図女物長着標準寸法前からの図

衣紋をぬく事と袖付の関係

繰越と付け込みの寸法は首の太さ、肩の厚み、姿勢のよしあし、ぬきたい衣紋の程度で変わります。一般的に付けこみ3分 繰越は5分~7分の間で十分です。
袖付は帯のしめる位置で変わります。大人で身長が140センチ代の人の袖付は5寸~5寸3分ぐらいにする方がいいでしょう。身巾の広い人、背の高い人、帯を低く締める人は6寸、標準は5寸5分です。
繰越を大きく開ける人は付け違いといって前後の袖付寸法を変える人もいます。前袖付を5寸5分、後袖付を5寸というようなぐあいです。でもこれは芸妓さんや舞妓さんの衣装で 一般の人でそこまで衣紋をぬくのは間違っていますので 普通はいたしません。
身八つ口は衿を整える為にあります。手がはいる大きさは必要です。3寸5分から4寸あれば手ははいります。
上記は一般的な割り出し方と標準寸法を示しました。着物は着慣れてくると好みの寸法がうまれてきます。できるだけ体形にあった寸法を割り出して、仕立て上がりが綺麗になる寸法で仕立てると 着易く 保管する時にしわになりにくいです。

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