女性物対丈着物

おはしよりつき

母の着物を着れるようにした着物です。私は母と身長は2センチしかかわりません。母の着物は中学生まで着れましたが高校生になると着れなくなってしまいました。母の着物は3尺8寸前後で私は背から4尺1寸はほしいのです。ひと世代異なるとこんなにも身丈が変わるものかと思います。
伸ばす為に他の布地を調達するほどでもないので そこで対丈に仕立てる方法にしました。
おはしょりがないとお腹がでて見えますので着丈を計算し残りを使っておはしょりがあるようにみせます。前身頃と衽の余分を外折にします。後身頃は従来どおり中にいれます。
作ってみてわかったことは 裾位置をきめて腰で一度結ぶ事で、下半身と上半身は別々に調節できますが、対丈になるとそれが難しくなります。繰越の調節や半衿を出したり出さなかったりの調節が自由にできないことです。衣文をたくさん抜きたい人には不十分だと思いますが、お端折りを省略して着れると楽です。

着る時にお端おりをつくらなくていい着物

着るとこんなふうになります。

女物付丈着物
必要な身丈以外に最低4寸5分の余裕がある 着丈が正確にわかる人 ちょうどいい褄下がわかる人
着物の種類は紬や銘仙がよい。絵羽物など柄指定のある着物はあまり適さない。