和裁の道具3

指ぬき

指ぬき左はプロ仕様の「指ぬき」です。自分の指にあわせてカットして 作ります。和裁では金属製の指ぬきは使いません。指ぬきは利き手の中指の中節骨の所につけます。硬い生地を縫うと 一回 運針をしただけで 穴があいてしまうことがあります。鹿の革と聞いていますが 牛の革だと とても硬くて 指にあうように 丸くするのが難しいです。

 

市販の指ぬき 左は市販の指ぬきです。革の中に セルロース?のような物がついています。誰にでもあるように 大きめのサイズですが、本気で 運針をする場合 指ぬきがぐるぐる回ったのでは やりにくくて仕事になりません。指ぬきは 自分の指にピッタリあわせるのが 本当です。

指ぬきをつける位置運針の技術は 世界に誇れるものです。運針は基本で 運針の次に 「絎け」の技術というのがあります。着物は運針ができるだけでなく 絎けもできなければならないと思います。

 

 

三条みやす針使っているのは手縫い針の中の絹針「四の二」と「四の四」、ガス針の「三の二」です。つむぎ針を使う時もあります。「○の△」の○は針の太さを表し、数字が大きくなると細くなります。△は針の長さを表し、数字が大きくなると長くなります。針の頭に飾りのついた待ち針は出来上がった着物に針が入っていた時に ぬけなくなるので使いません。折れていない限りは 簡単に 抜くことができます。

プロは飾りのついた待ち針は使わないのですが、プロといってもさまざまで また和裁の学校もいろいろで、飾りのついた待ち針を使う学校もあるようです。

新しい針を使う時には機械油がついたままの針もありますので、布で拭いてから使うようにします。