和裁初級9 付け下げの袖の柄位置1

着物の袖は袖山を境に前側を内袖、後側を外袖といって区別します。付け下げの柄は衿、衽、身頃、袖とまたがって柄を描かない。つまり続き柄になっていないというのが特徴です。

お袖に柄が一つの時

右袖の後側つまり右外袖に柄を配置される。 ↓

袖に柄が一か所で 右外袖に柄を配置する

左袖の前側 つまり 左内袖に柄が配置される。 ↓

左内袖に柄を配置する

左右に柄があり 柄の大きさや派手さに違いがある場合

右外袖に大きな方の柄にして、左内袖に小さい方の柄にする。 ↓

右外袖に大きな柄 左内袖に小さい方の柄を配置する

右外袖に小さい方の柄にして、左内袖に大きい方の柄にする。 ↓
左内袖に大きい方の柄 右外袖に小さい柄の方を配置する

仕立てる前のすみうちはどのようになっているのか?

「すみうち」にはあらかじめルールがあります。このルールがいつ決められたとかそのようなことは全くわかりません。学校でもその歴史を教えてくれたわけではありませんが おおむねこのようになっています。
「レの字」になっていると 斜めになっている方が前になります。「横棒一文字」は裁つ位置または 中央であるという印です。

多くの付け下げは下の図のように、お袖の中央のすみうちは横棒一になっています。この場合は 製造者からの指定がないので、袖に柄の違いがあった場合 どちらにするのにかは仕立て屋の裁量となります。

横一本のすみうちはどの配置にするかは仕立て屋よって決まる

↓下図のようなすみうちですと、すみうちはレの字ですので、袖の柄は決められています。

レの字になっているのは袖付の位置がきまっている