和裁初級9 すみうち

「すみうち」は 表側にしてあります。 織物自体に染料で 反物の端から端に筋があったり 質の異なる横糸が織り込まれていたりします。糸で縫われていたりする時もあります。この印は重要です。製造者の心遣いが現れる印でもあります。
一定のルールがあって この印だけは共通しているように思います。

すみうちの例


◎ 困るのは (-_-;)

「すみうち」のない着物や最初はあったようですが途中で消えてしまったような着物、同じような所に複数すみうちがあったりすることです。正しいすみうちを残して間違っている方を消すという習慣がないので注意しないといけません。本音は正しい方だけ残して後は消してほしいのですが・・・。なかなか消してはくれないようです。

袖のすみうち
お袖のすみうちです。小さいですが黒くて太い印がついています。

ものさしの1寸ぐらいのところから下におりたところに黒い線が見えますが、それがすみうちです。表地が薄い色だと濃いすみうちが透けて見えるのです。写真はまだ見えないようにうっていますが実際はもっとよくわかります。

すみうちが黒いために表が薄い色だとうつる

うつるすみうちに白い生地を縫い付けて見えなくした写真です。

うつらないように中で生地をあてた