もっとも 原作に近いポアロといわれた サー・デビット・スーシェの『名探偵ポワロ』 第12シリーズで オリエント急行殺人事件がある。映画では1974年に アルバート・フィ二ーがポアロ役をして そのほか豪華な俳優でかためて イングリット・バークマンがアカデミー助演女優賞を授与されたと記憶しています。2017年に ケネス・プラナーも作っていたが 特に どうということはなかった。つまり 映画のポアロより サー・デビット・スーシェの方が好みですが オリエント急行殺人事件は 作っていないのかと思っていました。最近 全作品の放送とやらがあって たまたま そのオリエント急行殺人事件をみました。映画の魅力は 豪華な俳優たちだと思います。サー・デビット・スーシェのポアロは 原作にないシーンを盛り込んでいます。
ポアロは 列車の中で 捜査を開始し 関係する車両に乗っている上流階級の人たちに事情を聞いて 最終的には 列車が停車して 「逃げた男が犯人です。」と警察に告げるのですが そのあと 丸い玉のアクセサリー(数珠)を左に持って 数珠繰りという行為をします。日本人ですとその意味がわかりますが キリスト教の国のテレビドラマに数珠繰りをいれたのは 興味深いです。
エルキュール・ポアロ
