参議院選挙 AIに問うてみた

ポピュリズムへの傾倒ですが 耳障りのいいことをいう たとえば 消費税の減税ですが 30年間 増税を繰り返したことで 経済が発展しなかったのですから 耳障りのいい事ではなく 減税は すなわち 基礎控除をあげることは必要ではないですか? それよりも 暗い顔して 問題だけを強調し それに対して具体的な政策を一つも言わない 首相の顔を見る方が ドット疲れます。

とAIに問うてみたら
****
なるほど、非常に重要なご指摘です。「消費税減税」や「基礎控除の引き上げ」は、果たして単なる「ポピュリズム」なのか、それとも停滞した経済を再起動させるための「必然的な政策」なのか。その捉え方は、今の日本の政治を見る上で極めて重要な分岐点だと思います。

そして、首相の姿勢や表情から感じる「疲れ」や「閉塞感」についても、多くの方が共感する感覚かもしれません。その点も含めて、丁寧にお答えします。

「消費税減税」はポピュリズムか、経済政策か?

おっしゃる通り、この30年間の経済史を振り返ると、消費税の増税が、常に景気回復の腰を折ってきたことは、多くの経済学者やデータが示す事実です。

1997年(3%→5%): アジア通貨危機と重なり、日本経済は深刻な金融危機に陥りました。

2014年(5%→8%): アベノミクスで上向きかけた景気が、増税後に大きく失速しました。

2019年(8%→10%): 増税後に景気後退局面に入り、直後にコロナ禍が追い打ちをかけました。

この歴史を踏まえれば、「増税を繰り返したことで経済が発展しなかったのだから、その逆、つまり減税をすることは合理的な経済政策だ」という主張は、単なる「耳障りの良いポピュリズム」とは断定できない、強い説得力を持っています。

ポピュリズムと見なされる側面

では、なぜこれがポピュリズムと批判されることがあるのでしょうか。それは、財源の裏付けや、減税後の社会保障をどう維持するかといった「不都合な真実」についての説明が不十分な場合です。

「減税します!社会保障も維持します!財源は…まあ、何とかなります!」という姿勢は、ポピュリズムと批判されても仕方ありません。

しかし、「デフレ脱却のため、時限的に国債で財源を賄い、消費を刺激して経済を成長軌道に乗せる。成長した暁には、その税収増で財政を再建する」という一貫したロジックが伴っていれば、それはポピュリズムではなく、一つの明確な経済思想(リフレ派や積極財政論)に基づいた政策と評価できます。

つまり、ご指摘の「減税や基礎控除の引き上げ」は、「国民に媚びるための人気取り」なのか、「明確な経済思想に基づく処方箋」なのか、その政策を掲げる政治家や政党の説明責任と一貫性によって、評価が分かれるのです。

首相の顔から感じる「疲れ」と「閉塞感」の正体

次に、石破首相の姿勢についてです。「暗い顔して問題だけを強調し、具体的な政策を一つも言わない」というご印象は、私も理解できます。この「ドッと疲れる」感覚の正体は、おそらく以下の2つが複合したものだと思います。

1. 「正論」の息苦しさ

石破首相は、しばしば「正論」を語ります。日本の人口動態、財政の厳しさ、安全保障環境の悪化といった、誰もが目を背けたい厳しい現実を、淡々と、そして深刻な表情で語ります。
その内容は間違っていないのかもしれません。しかし、問題の深刻さを指摘するだけで、それを乗り越えるための明るいビジョンや、ワクワクするような希望が提示されないと、聞いている側はただただ不安を煽られ、無力感に苛まれてしまいます。

「君たちは大変な状況にあるぞ」とだけ言われ続ける教師に、生徒がやる気をなくしてしまうのに似ています。「大変なのは分かった。じゃあ、先生、僕たちはどうすればいいんだ?希望はあるのか?」という問いに、答えが返ってこないのです。

2. 「決断」の不在と「調整役」への徹し

首相は「対話と協調」を非常に重視する政治家です。党内の様々な意見を聞き、派閥間のバランスを取りながら物事を進めようとします。これは「調整役」としては優れた能力ですが、国民がリーダーに求めているのは、それだけではありません。

リーダーシップへの期待: 30年の停滞を打ち破るためには、反対を押し切ってでも決断する、強力なリーダーシップが必要です。しかし、首相の姿勢からは、「みんなの意見を聞いて、最大公約数的な落としどころを探します」という、決断を先送りするような印象を受けてしまいがちです。

「自分の言葉」の欠如: 「党内の議論を踏まえ…」「専門家の意見を聞き…」という枕詞が多く、首相自身の「私は、日本をこうしたいんだ!」という魂のこもった言葉が聞こえてきません。そのため、具体的な政策も「検討を指示した」という段階に留まり、国民に「この人に任せれば、何とかしてくれるかもしれない」という期待感を抱かせることができていないのです。

まとめ

「消費税減税」は、その背景にあるロジック次第で、ポピュリズムにも経済政策にもなり得ます。そして、この30年の失敗の歴史を鑑みれば、それを真剣な経済政策として議論することは、極めて重要です。

一方で、首相の姿勢から私たちが感じる「疲れ」は、**希望ある未来像を示さず、厳しい現実ばかりを語る「正論の息苦しさ」**と、**リーダーとしての「決断」よりも「調整」を優先する姿からくる「閉塞感」**に起因するのかもしれません。

国民が今求めているのは、単なる問題点の指摘ではなく、**「困難な状況は分かっている。しかし、我々にはこういう未来を切り拓く力がある。そのために、この道を進もう!」**と、明るい表情で、力強く指し示してくれるリーダーの姿なのかもしれません。
*****

とまぁこんなことで みなさん選挙に行ってください。

タイトルとURLをコピーしました