給食

私の場合 中学校からはお弁当だった。もし 中学も給食ったとしたら 嫌だっただろうと思う。中学になると 男子と女子で 食べる量が 半端でないぐらい変わる。男子は お腹がすくので お昼休みより一つ前の休憩時間に食べる男子もいた。

私の時は 小学校6年で 月一回のご飯がでるようになった。つまり毎日 もうしわけないがおいしいとはいえないパン。今 思い出そうとしても 美味しいと感じた給食メニューが 全く思い出せない。 まずいというより 仕方がないのだが のびたうどん 脂身だらけの鶏肉のシチューも冷めていてまずい。給食施設は学校にあるが保温するような機械はなかった。今は あるのだろうか? 外注の給食は どうなのか 今の事情はわからないが 中学になったら 給食から解放されて お弁当になる それが 私には幸せだった。

食生活の基本は家庭にある。正月のおせちも買う時代になって 家庭の味を重視しない家が多い。母が作るおせち料理の中で 好きなのがあった。「なます」を作りたいので レシピを聞いたことがあったが 適当すぎて レシピがないに等しかった。今を思うと大根を細く切って 塩をふりかけ しばらくおいたあとに 素手で大根を絞る。 その時 母の手についている常在菌が味のポイントなのかもしれない。

中学までに身についた食生活は 一生を左右するのかもしれません。牛乳を飲まないというより 飲めない人もいます。今の小麦粉で グルテンが豊富なものを食べ続けて グルテンアレルギーになる人もいます。英語教育も悪いとはいわないが 日本語の方が大切です。家庭科の授業で投資を勉強する時代になったのだが それよりも 食育教育の方が大切だよなと思う。米や旬の野菜やお魚を食べる。子供で平熱が35度代という子がいるそうです。そうした子供は 大抵 腸がうまく働いていないそうです。給食になると食べたくないと拒否することが難しくなる。いろんな意味で 私の時代のような給食にならないことを願います。

 

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