日本郵便の委託会社に請求する違約金の金額の高さを知って これが現実と思いました。
日本郵便は ゆうパックを委託会社と契約して配達してもらっている。委託会社が雇用している社員に配達させるのではなく さらに宅配ドライバーに配達を依頼している。委託会社は一つ百数円の値段で 当然 それより安い額で 下請けの宅配ドライバーが 配達している。
誤配達や たばこ臭いというクレームがあると 日本郵便が 委託会社に5千円から3万円の違約金を請求していたというのだ。当然 委託会社は宅配ドアライバーにその額を請求する。日本郵便の社員は 心が痛まなかいのね。 ゆうパックが たばこ臭い? 中がたばこ臭くなるような状況って どんな状況なのだろうか? 宅配ドライバーは直接 郵便局から ゆうパックを受け取るのだろうか? 宅配ドライバーが受取るまでの間に たばこ臭くなっていたとしたら どうなんだと思うけれど・・・.
それよりも 受け取る対価は 一個 数百円なのに 何かあった場合に 5千円から 支払うというのは おかしい。 着物の仕立ての場合 仕立て屋が 裁ち間違える時がある。その場合 呉服屋が仕入れた時の料金を支払うというのがある。そのお店とは契約していないが もしも裁ち間違えたら5万円 払ってもらいますというお店があった。着物の場合 仕入れ金額が 100万円以上するものもある。仕立て代=生地代ならば いいのだが お誂えの洋服屋とは違うのだ。
昔 この問題を 弁護士にたずねたら 「対価以上の支払いはおかしいでしょう。」ときっぱり いわれました。 申し訳ないが 世間はそう甘くないのだ。と 心の中で 思ったことがありました。
物価があがる お店は 人件費をおさえたい。 社員を請け負い契約にすると 経費が抑えられます。小泉政権で 派遣で働ける仕事内容が緩和されて以来 おこるであろう問題が起きています。個人とお店で請負契約をするのは たいへんなことなんです。お店は賃金よりも 社会保険料の負担が大きいといいます。