人間は自ら 記憶を消すことができる動物です。
先日 夜 お風呂に入る前に 靴下を脱いだらびっくりしました。足の甲のど真ん中 直径３センチぐらい 赤あざができて 一番高い所は血がでて かさぶたがすでに できていました。
えっ？ 私は昼間 いろいろしていましたが その時の光景を思い出そうとしたら すごーく 痛かった。 それだけで 何を落としたのか 全く 記憶がないのです。
それで 思ったのです。人間は 記憶を消すことができるのです。
私が その時 靴下を脱いで 足の具合を確認したら忘れることはなかったでしょう。しかし そこで 確認するとたぶん 仕事が予定どおりにすすまないと計算したと思います。今までの経験で 痛いけれど 骨折したりひびがはいったりはしていないと思ったのでしょう。もう一つは さわれば痛いのですが 歩く時に特に支障はありません。
整骨院の先生には こんなに腫れているのに 何を落としたか覚えていない？ と 不思議に思われ いろいろ 道具をいわれたのですが それは 気が付いた時に 記憶を呼び戻そうと いろいろ 考えて 検証済みです。しかし 思い出せません。
この経験から 思いました。交通事故をおこした人が 知らぬといいます。 私は 自分の足の状態をみるまで 足の上に物を落として すごく痛かったということを思い出せませんでした。 私は 他人を巻き添えにしたわけではありませんが それでも 足が痛いことより 他の事が優先しました。
交通事故となれば 現実逃避したくなるのは当然です。とっさに 大変なことをしてしまったと思えば 人間は事故防衛のために 記憶をけすことができる。
逆に 記憶がないことを理由に あなたがしたと警察官のような人から言われれば認めてしまうかもしれません。そして 冤罪（えんざい）がうまれます。公正な判断をするためにも 車には 前も後 も ドライブレコーダーをつけることを 法律で決めてほしいです。