不当な差別の反対語は なんだろう？ ふと 考えた・・・。正当な差別ってあるのだろうか？
公立の普通科高等学校に通学していた時 パーマー禁止だった。男女共に 天然パーマですといいながら パーマをかける同級生もいた。私の髪質は 天然パーマだつたので 高校一年の時に 生徒指導の先生が 私の顔を じっと見て 「天パか？」と聞かれた時があった。横にたまたま女性教師がいて 「これは天パよ」と言われた時もあった。その時の私の気持ち 今なら言葉に変換できる。「教師の仕事が これか・・・。ばからしくて嘆かわしい」である。
「お金もないのにパーマなんぞかける余裕ないわ」と心で思いながら 考えた時があった。もしも 私に お金があり ストレートパーマをかけたら この人たちは どういう反応をするのだろうか？私の髪質は天然パーマーだが アフリカ人のような きついウェーブではない。生まれながらに ウェーブがきつく生まれた同級生もいた。小学校の時 「わたしぐらいの 天パがいい。とうらやましい」と言われたことがあった。それに対して なんて言ったのか 覚えていない。「ほかのきょうだいはどうなの？」正確な言葉は覚えていないが 妹は普通の髪質で 自分だけだという内容の言葉だったと思う。 それに対して私は 黙っていたが 何かそのあと 言った言葉を 思い出せない。
高校生の時 教師の器が小さいとわざわざ 確認しなくてもいいだろう。とも思っていた。今 それなりに大人になって 高校の時 ストレートパーマをかけて 学校に行ったら あの時の教師たちは どんな反応をしただろう？ ストレートパーマだと 何もいわれなかったとしたら それは 差別そのものだ。加えて もともときつい縮れ毛の生徒が ストレートパーマをかけたら 教師の反応は？ 容認したら 生まれもった個性 縮れ毛とストレートで差別するのか？ 人種差別の入り口なのかもしれない。それなりに大人になって 高校の時 ストレート パーマをかけてみてもよかったと思う。