肋骨が広がる

年齢を重ねると肋骨が広がると教えてもらいました。これは老化現象で 誰にでも起こることで 避けられません。 肋骨がゆるむことで 心臓もその分 働かなければならないので 年齢を重ねると 血圧が上がるのは自然なことです。(これだけが原因ではありませんが) 特殊なベルトで肋骨を締めます。それだけで 血圧が下がる人がいます。薬を飲まずにすみます。

舞妓さんの帯位置は 高いですが 呼吸する時 肺をひろげるわけにいきません。つまり 昔の若い女性の帯位置は 血圧が上がらない位置なのです。理論がわかってその位置に締めているわけではないのですが 見かけ しんどいだろうと想像しますが 実は そうでもないのです。肺を膨らませられないので しんどくなると思いがちですが 呼吸の仕方が変わります。 腹式呼吸と胸式呼吸といいますが 胸を締めると 胸式呼吸はできません。酸素不足にならないように無意識の内に お腹に空気をいれるようになっていきます。最初はしんどいのですが 気が付くと 深い呼吸に変化するのか? 鼻が通って楽になりました。ついでに 話す時に 口の中で 息の当たる所が変わり 良く響いた声がでます。

まったくの余談ですが 「でかい声」と「腹からでている声」というのは 全く違うので 歌舞伎役者の声が聞こえないというのは 正しい発声を体で覚えていないから 観客に声が聞こえないのです。子供のころから舞台にでていても できていないものは できていない。

 

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