やすくしてあげて

部分なおしの依頼で 呉服屋から 「安くしてあげて」といわれる事がある。

いったいそれは どういう意味でいっているのだろうと思う。
もともと 仕立て代は 安い。 労働者だと 大阪なら 今は 一時間909円 最低賃金がある。請負の場合 それ自体適応外なのだが だからといって 大幅にそれより低い金額しかもらえないような 仕事は常識的におかしい。また 潤沢に仕事があるわけではない。

そうした状態なのに お安くしてください とは お客様は 私と違い
着物が着れる様な 余裕がある人達なのに どうして 全く余裕のない
仕立て屋に 安くしてあげて などという言葉が使えるのだろう?

もう一つは 仕立ての仕事がないよりはましでしょう? つまり 国内の料金ではなく 海外縫製の料金とは言わないが それに近い料金で してくださいといわれる事です。

こんなふうに言われた瞬間に では 辞めさせていただきますと 言えたらいいのにと思います。