必ず 顔写りがいいのかを確かめる

洋服を買う時に試着をします。着物も同じです。

いろんな着物を 鏡の前で試着して 顔うつりがいいのかどうかを調べる。

それは 一番大切です。

姉妹で着物を共有するということはありますが 肌の色 目の色 髪の色 唇の色により 似あう色 似合わない色があります。

だから ネットで購入するにしても 必ず 実物をみてから判断してほしいと思います。

試着した着物をすべて お似合いですというお店はちょっと~~~~。へん。

そして 最近思うのは 着物というのは 体に合わせて生地をたつことはしません。

着物だと12メートルほどをすべて身にまとう事になるのです。

裄が広い人は その裄に合わせて 巾の広い生地を選びます。すると その分 生地は重くなるのです。 重い服はたいへんです。

必要以上に裄は広くしない方がいいと思います。

必ず生地を触ってみる

正絹の着物は どうしても「色やけ」がおきます。

色やけしている着物は 食品の賞味期限きれと変わりありません。

安い価格の着物でなくても 色やけがある時もあります。

中にはびっくりするような色やけがあっても 直さないで仕立てる場合があります。

仕立て屋は販売の現場を見ませんし、ほんとうによくみてお客様が購入しているのかな?と思ってしまう事もよくあります。

あるいは 販売員が説明してご理解いただいてから 買っていただいているのだろうか?と思う時がよくあるのです。

仕立て屋としては生地をよく見てくださいと申し上げたいのですが・・・・。

必ず生地を触ってみる

着物は長く着る物です。

安価な着物の生地は裏が真っ白です。 つまりそれは しっかり染まっていない 言い換えれば 染料を節約しているから 安い金額で売れるということです。

裏が染まっていても 他よりお安いとなれば どんなことがおきるかというと

10年20年たつと色が変わります。 変わらない色もあるかもしれませんが 例えば 紫色 気が付いたら 紺色 に変化したりします。

次に 安価な着物は 毛玉ができます。 何回か着ただけで よく擦れる部分に わかりやすいのは 下前身頃の膝から下でしょうか? 上前の身頃の裏側と下前身頃の表側が接触して 擦れるから 安価な紬に起きやすいです。

縫わなければわかりませんが 安価な生地は ザクっと織ってあるだけなので、縫っている最中から裁ち目の所で糸がほつれていきます。

織の良し悪しで 縫いやすい、縫いにくいとなります。経糸と緯糸の交わりが垂直になっているものほど 綺麗に縫えます。そして 耳がぼこぼこになっている反物はとても縫いにくく 仕上がりもよくありません。

特に 耳がぼこぼこになっていないかを見てほしいのは 大島紬とか結城紬といった紬の生地です。

今のような点を見るだけでなく その上に 更に注意してほしい事があります。

それは 次の機会に・・・・。