羽尺と着尺

反物の長さの名前に 着尺 羽尺 というのがあります。着尺は着物一枚作れる長さがあり、羽尺は羽織やコートが一枚作れる長さがあるという事です。羽尺の方が短い長さになります。

羽織やコートがロング丈の物が流行しているので 羽尺では身丈が足りないということがありますが、それが理由で羽尺を見かけなくなったのではなく 着物が売れないので羽尺を生産すると効率が悪いのだろうと思います。

羽尺がないので 着尺で羽織やコートを仕立てることになります。 羽織やコート向きではない着尺を購入する人がいます。

羽尺を知っている世代としては 羽尺は 羽織やコートに仕立てるように柄を描いていたのだなぁと 思います。

呉服屋で 着尺ですが 羽織やコート向きですよと分類している呉服屋があるでしょうか? わからないけど そうした視点で分類する呉服屋はそうそうないと思います。

うちはしている できているという呉服屋さんがあれば 近くならば見学に行って見たいと思います。

部分なおしの依頼

きものの仕立てには いろいろな方法があります。和裁の仕事をしている人は どんなものでも仕立てられるという人もいるとは思いますが、着物離れが大きいので 学校でいろいろな仕立て方を学ぶ事ができません。

複数の学校で学ぶ事もあまりなく、学校で習った方法以外の仕立て方を知るには 部分直しというのを受ける事で 勉強する事が多いです。

部分直しというのは 最初から縫うよりも手間がかかりますが、縫い方によったら たくさん ほどいて縫い直ししなければならなくなります。

呉服屋がその縫い方を知らないので そこから説明するという現実があります。

着物好きにおすすめするのは 近所に よい仕立て屋さんを持つことです。そうすれば 呉服屋の説明とはまた異なる 着物の意見を着くことができるかもしれません。 着物選びに参考にしてほしいと思っているので 部分直しをさせていただいた時には 気がついたことがあれば 個々のお客様に伝えるようにしています。

はれのひ

はれのひ 倒産した着物レンタル会社の元社長が逮捕される。本当の会社の営業状況を銀行に報告せずに資金を借りた詐欺容疑。

来年の振袖のレンタルを契約していた人は30万円戻ってこないとか、購入したのに振袖がない人もいると新聞に掲載されていた。通常 クレジット契約したら 振袖がご本人の元へ納められてから 引き落としがある。

仕立て屋は1月の成人式の日の振袖に着る場合でも 真夏に振袖の仕立て依頼があれば 一月以内には仕立てねばならない時もある。クレジット会社は振袖がお手元に納められたかどうか 確認する時がある。もしまだ 顧客に届いていなければ 引き落としができないとか 呉服屋にクレジット会社からの支払いがない。だから 仕立て屋には早く仕上げるようにと催促が来るのです。 そうした制度が はれのひの会社では なかったのだろうか?とも思う。

現金払いでは 内金はいれておくが すべて支払うのは 振袖がそろってからにするのが 普通なのではと思うのですが・・・。

一年以上先のレンタルに 何十万も払わすのか?と思うと 常識的な事がかけていると思うのだが なぜ そうした商売ができたのだろうか?と思う。新聞などの記者の方 取材してもらいたい気がする。

何年か前 成人式の振袖を見ていて 嘆かわしく思った時期があった。最近は その時を思えば 品がよくなったと思っていたが それでも すべて そろえば 100万円以上だしていた時とは違う。今から30年以上前の事です。

はれのひの元社長は 正直に 誠実に 着物産業に携わる 縁の下の力持ちに ボディブローのように影響を及ぼす可能性がある。迷惑千万

同じように 不誠実に着物を売っているお店も この機会に見直してほしい。