織物編6 からみ織 もじり織 絽

からみ織 もじり織 絽

からみ目の間に平織や斜文織を織ったものが絽といいます。
代表的なものに平絽があります。
なぜそういうのか知りませんがよこ糸のことを 越 というふうにいいます。この越は他の織物にもでてきます。
三本平絽というのは からみ目の次に三本のよこ糸を平織でたて糸がとおります。その連続でこのようなものを三越平絽といいます。他に五越 七越と奇数よこ糸が増えます。
夏の喪服は五越平絽や七越平絽が多いと思います。

三越平絽 五越平絽
よこ方向にからみ目があるのですが 中にはたて絽といって 織物のたて方向に隙間がある場合もあります。

絽の写真

三越平絽
三越平絽
五越平絽
五越平絽
縦絽
縦絽
五越平絽は隙間から隙間までの間に5本の緯糸があり、三越平絽は3本です。
織り方の名前はわかりませんが このような絽もあります。
一枚の織物で経絽と緯路が混在している生地の一部。
縦絽と横路が混在
四角の四隅に隙間がある。地色が黒で 茶色の玉模様。

四角の四隅に隙間がある。地色が黒で 茶色の玉模様

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