フリーランの法律

和裁士もフリーランスで働く人が多い。何年か前に 個人自営業者が取引き先との契約違反などを調停してくれる役所のとある部署を尋ねたら「ちょっと担当部署ではない」と言われました。フリーランスの法律が成立したら 役所のどこの部署が管轄してくれるのでしょうか?仕事をしたのに払ってくれなかった場合に訴える場所がなかった。

そもそも 和裁士で取引先と正式な契約をしている人は そうそういない。昔 弁護士に相談したらその契約にかかる印紙代で 20万円ぐらいかかりますよといわれました。契約をしたとしても 着物が売れないので渡せなくなったら 契約は実質無効です。請け負う側が不利にならないような契約が結べるとは思えない。 請負労働者という言葉はあるが 税法上は 自営業者です。突然 お店が倒産しても 着物を縫った代金が 返って来ないばあいもある。私は 幸い取り先の呉服屋が着物の仕立て代を払ってくれなかったということがない。友達は経験しています。今まではなかったけれど これからはあるかもしれない。

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