縫い紋

縫い紋は単なるおしゃれなので 正式なものではありません。という呉服屋さんもいれば ないものよりは格は上という呉服屋さんもいます。最近は わざわざ縫い紋にお金をかけなくてもいいと 思うようになりました。

縫い紋を入れる時は 地色と同系色にするにしても 目立つ色にするのが普通です。ところが ほとんど目立たない色で縫い紋をいれる時があるのです。紋の柄にもよるのですが なんの紋なのか さっぱりわからない時があります。おかげで 紋合わせに苦労します。どこが中心なんだろう? と思うのです。ミシンによる縫い紋が原因の一つと思いますが 年齢による目の衰えもあるのでしょう。 誰かを傷つけるつもりはありませんが 手縫いの縫い紋が懐かしいです。#縫い紋

2020年 成人式

今年の成人式は概ね 無事に終わったのかと思いますが、違う人もいるかもしれません。和裁士は着た後のメンテナンスを忘れずにしていただきたいと思うばかりです。

やっぱりミシン縫いの着物は・・・。

最近 ミシン縫いの着物をほどいて 大きくするほうのお直しがありました。30年ぐらい前から ミシンで着物を縫うようになってきました。ミシンの開発は進んでいるのだとは思いますが、ミシン縫いの着物は ほどいて再び縫い直すという発想はしていません。

縫われてから そんなにたっていないので 糸をぬくのは それほど難しくはなかったのですが、 生地の傷みが大きく 穴があいたままです。 蒸気アイロンで穴をふさごうとしても 生地の破損が大きいので修復不可能です。また 普通はつけられているはずの力布がつけられていなかったりして 生地が傷んでいます。

手軽な値段で 古着や仕立てられた着物を買われます。寸法は必ずしも 体にあってはいませんので 多少の縫い直しを希望されるわけですが ミシン縫いの着物の縫い直しは とても難しいです。