配色による帯締めの右左
金銀の色の時
色が半分になっている帯締めで特に気をつけたいのが金銀の時です。他の色で半分が白色ならば着物の下前身頃を白色にしておくのが無難です。祝儀袋などの水引きと同じです。金色と銀色では金の方が上。オリンピックでも金メダルは一位の人に渡されます。だから上前身頃に金の方を出すと覚えると覚えやすいのではないかと思います。
金銀以外の色の時
帯締めを半分にして色が多くある方が地色、少ない方が模様と考えてください。模様の方を左。地色の方を右にします。左が上前だからです。
下の帯締めは左右で組み方が異なります。このような場合でも考え方は同じです。
組み方の多い方を地色つまり右側と考えて締めるといいでしょう。
おしゃれ帯締め 締め方でちょっと変えられます。
左右共同じ帯締めですが、模様が左右対称になっていません。少し締め方を変えて遊べます。
飾りに組紐で作った玉がついてます。四つと三つがあります。この飾りは移動させる事ができます。好みで締め方を変えられます
帯留めについて
後で結んで前は帯留めにするという方法もあります。この場合は「三分紐」という 後で締めるだけの長さの帯締めを使います。帯留めの形はいろいろですが、帯締めをとおすだけだと 帯留めが横へ移動します。帯締めをねじっていれてください。そのようにすると移動しません。