着付け なで肩に見せる着方

ガザニア

なで肩に見せる着方

普通の肩巾の人

衿巾を変える

衿の形には「ばち衿」「広衿」「棒衿」の三種類があります。ばち衿は下にいくほど衿巾が広くなります。広衿も棒衿も衿巾は一定です。基本 棒衿の倍の巾が広衿です。広衿は着る時に好きな巾に変えられるという利点があります。仕立てる前に衿の形を選択します。

衿巾を広くして 肩巾を狭く見せて なで肩にみせる

帯の位置で上半身を小さくみせる。

帯の位置を少しあげてみる。帯の位置をあげると「みぞおち」にドンピシャと帯枕の結び目がくる場合があるので ご注意ください。

帯を少し上にしめる

肩巾が広い人

こういう人の多くはたいていが背が高いです。 例えば 藤原紀香さん、米倉涼子さん テニスが好きなら マリア・シャラポアさん 。とにかく肩巾が広い人。ただ 肩巾が広くても頭の大きさや首の長さで肩巾がより広くみえる人とそうでもない人がいます。

肩巾の広い人

肩巾が狭くみえるように 長襦袢を着る時から工夫します。衿を首から少し遠ざけて着ます。その次に半衿を多めに見せます。 首のすぐ下から半衿を多めに見せるのです。
重ね衿を使うという方法もあります。たくさん重ねれば それだけ長着の衿が首から離れていきます。成人式の振袖に 背が高く 肩巾の広い娘さんには有効です。

長襦袢の衿の見える巾を工夫する

◎ 着物を着る時に なで肩に必ずみせなければならないということではありません。

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