ちょつと 不思議
何年も前に自分で買った真珠のネックレスは 45センチの長さで中心が7ミリ珠で だんだん小さくなっていく形のピンクの真珠のネックレスでした。首が細いので 9ミリ珠は 豪華すぎていやでした。その時は 自分の首回りが細いとは思っていませんでした。
何年か前に 呉服屋とその出入りの宝石メーカーの人に その真珠はあなたにはあっていないから 短くしろといわれ ほかに新たな宝石を買うのがいやで ネックレスのリフォームをしました。確かに ちょっと長いとは思ったけれど・・・・。
ところが そのネックレスを短くする時に 衿がある服の上からする時を考慮していなかったため 短くしすぎて 使う服の範囲を狭くしてしまいました。気が付いた時は遅かった。当時は まだ暑くて 衿がある服のことは考える余裕もありません。 短くした時に あまった真珠をイヤリングに変更しました。結局 そのイヤリングだけを使うようになってしまいました。
それから 何年かが過ぎ この前 ある駅の前で ふと下をみたら イヤリングが落ちています。拾い上げ 「私のイヤリングとそっくりなのが 落ちている?」と思ったら なんと 自分のイヤリングでした。私は この場所でイヤリングを落とし 4時間余り 戻ってきて 再び 自分の物と自覚しないで拾ったのです。(イヤリングがちょっと煩わしくなり 鞄の横のポケットしまっていたのですが そこには 切符をいれたり するので 自分でも気づかず バスの切符をだした時に 真珠を落としたと思います。両方とも落としました。)
イヤリングは片方に三つの真珠がブラブラしている形なのですが、片方のイヤリングの金具がいがんでしまい 三つの内の一つが半分はげてしまいました。 某百貨店に 金具の交換代金は14金のホワイトゴールドですと 一個 3万円と聞きました。
その金額を聞いて イヤリングの真珠は自分の身を一つ犠牲にし 金具もいがんだら元に戻れると思った?のでしょうか 「真珠が元の所の帰りたい」と言っていると思いました。自分が愛着があると同時に この真珠は 私の所に来る運命の真珠になったのだ。
42センチぐらいにすればいいと思いました。
そのリフォームをどこの業者に任せるかですが 以前リフォームした所で もう一度するのはいやなので べつのお店に依頼しました。
真珠の鑑別書も リフォームしてしまうと意味がなくなりますよね。そうしたことは リフォームをすすめる前に 前置きした方が いいのではないかと リフォームしてから思いました。ほんとうなら リフォームしたら 鑑別書を作り直すということです。
着物も宝石も 持っていなかったからといって 生活に困るということではありません。 何かのご縁で つながった物を大切にする気持ちは失いたくありません。でも あの時 リフォームに同意していなかったら もと高い宝石や着物を買わされていたかもしれません。 人間より 真珠の方が 私の事をよくわかってくれていた~~~。と思うのでした。