国税局が税負担の公平性の観点から 相続時の評価額を高層階ほど高くなる算出方法などを検討し来年にもルール改正をすると新聞に掲載されていました。私はこれを読んで ある事を思い出し ムカッとしました。
私の親の世代から 社会保険料の年金からの天引きがはじまりました。それまで 夫が妻を扶養する典型的な家族で 社会保険料も夫の方から支払いました。ところが 年金天引き制度が導入されて 夫婦の社会保険料を合算して 申告ができなくなりました。 妻が一定以上の年金がある場合 妻の年金から天引きされるからです。後期高齢者医療保険だけは 申請すると普通徴収ということで 夫の方から妻の分を支払うことはできます。
たぶん 鳩山政権のころだったと思うのですが 年金天引き制度が導入された時 これは不公平ではないかという話がでたけれど それから 何もありません。
相続は毎年あるものではありません。年齢が高くなると それまで 合算できていた社会保険料が合算できなくなり 税金がその分 高くなります。不公平じゃないのか？