八掛けの色選び

シチヘンゲ

八掛けは 食べ物のトッピングと同じと考えるといいかもしれません。八掛けの色を選ぶ時 八掛けのどこが目立つのかというと それは二か所しかありません。まず 袖口 そこが一番目立つ部分です。その次が 上前の衽を後ろから見た時です。しかも 右側にいる人だけが 着物を着て歩いていると 上前衽の八掛けが ちらちらと 見えるのです。

裾は 歩いていて 裾がめくり上がった時だけ よく見えますが 普通は 歩くたびに 裾をめくりあげて 歩く人はいません。

表生地の裾が この八掛けにしたら こんなふうにみえますよと説明するのは 悪いとはいいませんが 実際に よく見えるのは 袖口や上前の衽ですから この着物を着たら 袖口の内側がどんな色だったら おしゃれだろうと考える方が いいのではないでしょうか?

そして 後ろ姿は 帯も見えますが 帯色と八掛けの色を 統一すると おしゃれに見えるというのを ご存知でしょうか?

 

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