捏造証拠ない

57年前におきた 一家殺人事件で死刑が確定した元従業員の裁判は 未だに終わらない。日本の司法制度を熟知しているわけでもないが 事件が起きた一年後 みそ工場のみそタンクから見つかった衣服が犯行当時の服で 元従業員が着ていた物に似ているという証言もあることから 逮捕されて 死刑が確定した。 しかし このみつかった衣類は  一年過ぎて 突然 見つかったことに 疑問が生じた。当時捜査していた人も みそタンクの中は 入念に探したけれど 何もなかったと証言していたという記憶があります。

57年も前になると 今さら 新しいことがわかるわけもありません。刑務所からでることができて 無罪が確定するものと思っていましたが違いました。長年 支援してきたお姉さんのお年は90才です。落胆しておられるだろうと思ったら 記者会見で「2.3年延びたからといって どうということはない」と話されました。これが すごい。

これだけ 時間がたてば 真犯人を探すこともできません。検察は犯人が決まっているのだから それ以外を考えることはないでしょう。それに 捏造証拠があったら それこそ大問題だわ。捏造証拠ではなく 証拠に採用するのが無理があるということだと思ったのですが? そこから犯人だと導き出した人は間違いだという話だと思いましたが違うことらしい。

自白にたよる捜査方法が悪いとはいいきれないのでしょうが 日本は 弁護士の立ち会いや 取り調べの可視化 録音や録画には まだまだ壁があります。日本は死刑制度があり 実際に死刑が行われている国であるということを考えると 冤罪を防ぐことと 真犯人を逮捕すること これは重要な事だと 心の底から思います。

身に覚えのないことで 警察に聞かれたら 知らない。わからない。 記憶にないと 後は 岩のように動かないそれしかないのか? スマホで録音してもいいのか?

でも なんだなぁ 週刊文春の記事 官房副長官に関する捜査は とりやめになった。

 

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