旧優生保護法

参議院の国会で れいわ新選組の議員が旧優生保護法について質問しました。

首相に 「ある被害者について 何歳の時に被害にあったのか 知っていますか?」と質問したら 首相は 端的に答えることなく 前置きを(原稿)読んだ後に 年齢をいうのは控えると答弁しました。それを聞いて えっ? と思いました。

それで 調べると 優生保護法下で 被害にあった人の多くは未成年で 最年少が女児で9歳 男児は10歳です。年度に偏りがあるということではなく 男児は11歳が どの年度にも確認されています。 質問者が言いたかったことは こういうことだと思うのです。

大臣に質問するだけでなく 旧優生保護法被害大分呼びかけ人の弁護士も参考人として呼ばれました。弁護士の答弁は この問題にかかわってきた弁護士としての思いがいっぱい詰まった答弁でした。らい予防法と優生保護法は 二代悪法だといわれました。

首相の答弁を聞く限り 他の事で 悪法が生まれる気がします。 放送法をめぐるやりとりの行政文書が公になり 油断をしたら 与党側に都合のいい放送ばかりを聞く羽目になると思いました。

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