明日 阪神淡路大震災から29年

あの時 どうだったのか? 5時46分 地震が起きる前に 眠りから 覚めて うすぼんやりとカーテンの色を 眺めていたのを覚えている。 次の瞬間 生まれて初めての 大きな縦揺れと横揺れを感じた。とっさに 飛び起きて 揺れている間 ずーとその場につっ立って 上を見上げていた。1秒が1分にも感じる長い揺れがあって 今の揺れが MAXなのか? いつおさまるのか? わからないから 怖い。上から物が落ちてきて 立ち上がったので それが当たらずに済んだ。立ち上がったので その分 揺れを大きく感じたかもしれない。あとから 座って揺れに合わせて 体をゆらし おさまるのを待った方がよかったのか?とも思いました。

横揺れはS波 縦揺れはP波。学校の授業で習っていた。 横揺れのS波は 経験していたが P波もこれで 十分に経験させてもらいました。(もう二度と経験したくない。)と思いながら すぐ上のきょうだいと話をしていると 8歳上のきょうだいは 「なにそれ?」 と聞いてきた。 私のきょうだいの中で一番 優秀な人が知らない? 「うそ!なんで? 授業で習っていない? あらまぁ!」

私の学校時代の避難訓練は 机の下に 隠れた後に 教室をでて 男女別に並び 人数を数えて 体育館に移動したり 運動場に 靴を履き替えずに移動した。その頃は 授業がなくなってうれしいと思うぐらいで 大きな地震を経験するなんて考えてもいなかった。避難訓練は 学年が上になるにつれて 火災を想定した訓練にシフトしていたと思う。これだけ地震が多い時代になったのだから もっと多くの事を 学校の授業で 教える必要がある。地震に耳はない。正月だから やめてほしいと願っても 昼食時で 火を使っている所が多いから 後にしてほしいと 頼んでも 聞く耳はない。だから 現実的な サバイバル授業を充実させてあげてほしい。

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