高齢者の家電の買い替え

93才のある男性が 3か月前に 洗濯機を買い替えました。家の近くにコインランドリーはないし 明日 死んでもおかしくない年齢なのだが ご本人が 歩いていける距離の電気屋に行き 買い替えを 決めました。修理を依頼すれば なおったかもしれない。もったいないとは 思ったが 人に頼ることができない性格です。家族に反対されて 家族を失っても 自分の生き方を変えないのだからつける薬はありません。

ご本人も予期せぬ事がおきました。冷凍庫の引き出し扉が開かないのです。最後に 残っていた冷凍食品を食べたばかりで何もはいっていないとわかっていますが 冷凍食品がなくなれば 食生活がどうなるのか わかっていません。五大栄養素をバランスよく食べろなどという説明には全く興味がありません。基礎知識がないし 今まで 好きなものを食べてきて それで 93才まで 生きてきたのです。93才の男性が学校で家庭科の授業など受けたことはないでしょう。昔の制度で5年中学を行き 戦後制度が変わり 高校卒という学歴の時代に生きた人です。

洗濯機を買い替えた電気屋はパナソニックで 買い替え前の洗濯機は東芝の洗濯機でした。冷蔵庫は日立の製品です。洗濯機の料金はしりませんが 一人ぐらしで 8.0の大きさに買い換えました。大きいです。必要ない大きさだと感じます。それに 高かったと思います。洗濯機が大きくても 干す場所が狭ければ 宝の持ち腐れだという事をしっているでしょうか? それに 高齢者が 竿に大きなシーツを干したりするのは 大変なことだと わかるでしょうか?

洗濯機が高かったからでしょうが 冷蔵庫の買い替えはすぐに行動しませんでした。難聴で 電話 FAX  携帯全部使えません。電気屋さんに電話をかけることができないのです。昔は車があり 洗濯機も冷蔵庫も 大型家電量販店に行って買いましたが 買った店には行けないのです。

冷凍庫は最初 扉がちゃんとしまっていなかったためにドアのレールに氷がついたというのが見立てでした。電源を切り 氷がとけるのをまって ひきだせるようになり とけた氷を取り除き庫内をきれいにします。完璧に水をふきとってから もう一度 電源をいれます。再び 冷凍庫が冷え やれやれ これで 買い替えは まぬがれたと 思ったら 数日後 再び 冷凍庫の扉がひきだせません。

今度は 自動製氷機がある左奥につららを発見しました。この前 来ていただいた修理人に電話をして現状を報告 すぐに部品があるのかどうかを確かめてもらいました。ところが 修理の日を決めたいのですが 修理人と直接会話をしていても 修理日は 日立修理受付センターに電話をして 修理日を決めなければならないとわかりました。 たいへんお客様には不評な制度で申し訳ないと修理人がいいました。単なる扉の閉め忘れではなく 製氷機の水が 製氷皿にいくまでのパイプが四本ありますが それが劣化していると思われるので  最後の部品を確保してもらい なんとか修理にこぎつけました。13年前に購入したので よく部品があった ラッキーですが これが最後にできる修理でしょう。しばらくは 調子よく動いてくれることを願うばかりです。

二か月前  介護申請をしたのですが 該当しないという結果でした。93才で 難聴で 電話 FAX 携帯が使えない 独りくらし 近所づきあいなし

現政権は 3年間のコロナ それに 物価高は 庶民のくらしをどうおもっているのでしょうか?10月からは ほとんどの人の医療負担割合があがります。国葬? そういえば銃殺された首相の任期中は 今までになく好景気だったそうですね? どこが 庶民の暮らしは 苦しくなるばかりで 今は もっと苦しんでいるのに。

 

 

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