紗合わせの構造
紗合わせを図で説明
上の図は紗合わせを想像しやすいように絵にしてみましたが 実際の 紗合わせとは違います。
単衣の長着をそれぞれを縫って重ね合わせて着ると 「単衣の二枚襲ね」です。 外側の長着が五つ紋絽黒留袖(上着)で内側に着る着物が白絽長着(下着)となれば 夏の正装 五つ紋単衣黒留袖 本重ねです。このような着物を着ていたのは昔のことです。夏の結婚式に正装 五つ紋絽黒留袖付け比翼にすれば 今時 ほんとにめずらしい。ちゃんと正式な着物を着ておられるということです。 紗合わせはこのどちらでもありません (比翼でも重ねでもない)
紗合わせと袷の違い
縫い方は和裁の方に掲載。