着物衿コートの型と寸法など
- 衿型は棒衿（衿巾一定）とばち衿（裾で広くなる）がある。
- 背中心 脇 袖付を縫った後は きせをかけないで 割る。
- 衿と立衿は きせをかけても 割ってもどちらでもかまわない。
- 立衿巾は着物に準じてよい。着物の衽巾が４寸ならば同じでかまわない。
- 身巾は道行コートと同じ寸法でよい。裾すぼまりに仕立てる。
- 立衿下がりは 肩山から4寸。
- 飾り紐は上前衿の位置が肩山から1尺３寸前後。プラスマイナス5分ぐらいです。
- 衿の長さは上前衿につける飾り紐の位置から衿先までが１寸５分から３寸まで。
- 飾り紐以外に 内紐がいる。コートの身丈に応じて１組から２組 必要です。
- 袖口布 飾り紐 内紐 ループをとり忘れないようにする。
- 繰り越しと付けこみ 着物を基準として 繰り越しは２分プラス 付け込みは同寸。
- 前落としは基本しない。袖口布や飾り紐の生地がない時は前落としをしてもよい。
