リバーシブルの袋帯を名古屋帯に仕立て替え1

リバーシブルのおしゃれ袋帯というのがあります。袋帯なので二重太鼓を必ず締めることになります。留袖は振袖に使えません。
年をとってくると二重太鼓を結ぶのがおっくうになります。それと両面とも表なので、帯が重いです。二重太鼓と重い帯が重なって だんだん箪笥の肥やし状態になってしまいます。そこで 袋帯を二本の名古屋帯に仕立て直してみました。

名古屋帯の仕立て上がりの寸法

ポイント柄の名古屋帯の寸法はこんなふうになります。

名古屋帯のポイント柄の位置

 

袋帯を名古屋帯に変更する時

胴周りと手先の部分は半分に織るので特に問題はありません。
袋帯の垂れの長さは名古屋帯の垂れ長さの倍はありません。リバーシブルの袋帯は両面ともデザインが異なります。

袋帯を名古屋帯に変更する方法

リフォームする場合は垂れの裏側を別布で補います。 名古屋帯の裏側の図です。

垂れ先の裏側に不足する布をおぎなう

必ずしも 手先の一部から垂れの不足布を補えるわけではありません。赤い印が留めの位置です。そこを起点に半分に折る胴周りと垂れに分かれます。胴周りの柄までの長さは帯によって違います。持ち主は細身なので胴周りの柄から手先までの帯の長さがそんなにいりません。どちらにしても 垂れの裏側で別布で補う必要があります。

袋帯にはいろいろな長さと柄ゆきがあります。名古屋帯の仕立て方法もいくつかあるのでこれは一つの例です。